大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が、また一つ歴史に名を刻む大偉業を成し遂げた。

　現地時間９月29日、敵地で行われているテキサス・レンジャーズ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場した大谷は、一塁内野安打で出塁すると、相手バッテリーの警戒をかいくぐって今季25盗塁目をマーク。すでに本塁打数は45本を数えており、これでメジャー史上６人目の「45本塁打＆25盗塁」を達成したのだった。

【動画】歴史に名を刻んだ、大谷翔平の25盗塁目がこれだ！
  　過去の達成者もそうそうたるメンバーだ。1993年にバリー・ボンズが初めて達成（46＆29）すると、97年のラリー・ウォーカー（49＆33）、98年にホゼ・カンセコ（46＆29）、99年のチッパー・ジョーンズ（45＆25）が続き、2006年にアルフォンソ・ソリアーノ（46＆41）を最後に、15年間姿を消していた記録だった。

　さらに、その後ホームまで生還した大谷はシーズン100得点目をマーク。日本人選手では2008年のイチロー以来の大台に到達した。

　改めて、「45－25」クラブはパワーとスピードを兼ね備えた者だけが到達できる領域。大谷翔平に、また一つ新たな勲章が加わった。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開！花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る