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菊池雄星はマリナーズと単年で契約?現地メディアが見解「この左腕はシーズン後半に衰えをみせた」

THE DIGEST編集部

2021.10.13

今季成績は7勝9敗。シーズン後半に調子を落とした菊池の評価は、やはり厳しいようだ。(C)Getty Images

今季成績は7勝9敗。シーズン後半に調子を落とした菊池の評価は、やはり厳しいようだ。(C)Getty Images

 雪辱を果たすための契約となるだろうか。

 メジャー3シーズン目を終えた菊池雄星の来季の契約が取り沙汰されている。今シーズン、開幕から先発ローテーションを任され前半戦までは好調だったものの、球宴後に失速し最終的に7勝9敗と負け越す不本意な成績となったことで、その去就には注目が集まっていた。

 国際デジタルメディア『YARDBARKER』は菊池が今オフに所属のシアトル・マリナーズと単年での契約を結ぶだろうと伝えている。

 同サイトでは、シーズンの成績如何では球団側が選択権を持つ4年6600万ドル(約74億7000万円)という大型の複数年契約が行なわれる可能性があったことを伝えている。だが、後半の不振を受け複数年での契約は見送られ、菊池側が持つ権利により「単年1300万ドル(14億7000万円)のプレーヤーオプションを行使し、シアトルでの4年目のシーズンを過ごすだろう」と推測している。
 
 菊池の今シーズンについては「球速は昨年までと比較し飛躍的に伸びており、7月初旬まではキャリア最高のピッチングをみせていた」と夏場までがピークだったとコメント。その後については「この左腕はシーズン後半に衰えをみせた」と振り返っている。

 記事内では菊池の今後の契約について「プレーヤーオプションで保障されている1300万ドルよりも低い額で複数年契約を求める可能性もあり、同様のケースは決して珍しくはない」としながらも、その場合の金額が極めて低くなることを予想し「やはり1300万ドルを固定し、2022年のオフにより強力な市場を迎えることを希望するでしょう」と見通しを語っている。

 シーズンの最終盤は激しいプレーオフ争いを繰り広げたチームの中で、登板の機会を失うこととなった菊池。結果的に悔やまれるシーズンであったことは間違いないだろう。どのような形であれ、来シーズンこそ年間を通しての活躍を見たいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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