ワールドシリーズでの1本のヒットによって、投打二刀流の大谷に再び関心が集まっている。
【動画】全46本塁打を一挙振り返り!歴史を築いた大谷翔平の活躍をプレーバック
現地時間10月30日にアトランタで行なわれたアトランタ・ブレーブス対ヒューストン・アストロズの第4戦。8番に入ったアストロズ先発投手ザック・グレインキーは、2回の第1打席、ブレーブス2番手カイル・ライトの高めの速球を振り抜き、センター前に弾き返した。
このヒットは、MLB史に残る一打になる可能性がある。というのは、現在投手が打撃を行なうナショナルリーグでもDH制導入の議論が進んでいるため。第5戦で投手にヒットが生まれずに決着がつき、来季からDH制導入となれば、これが投手による最後の一本になるのだ。
米メディア『FOX Sports』のジェイク・ミンツ記者は試合前、今後登板予定の投手陣の打撃を鑑み、「グレインキーは最後にヒットを打つのに最適な投手だろう」と予想。見事的中させた形となった。
一方、ここで議論になるのは、二刀流の大谷翔平について。来季以降も登板日に打席に入れば、引き続き投手として打撃を行なうことになる。ミンツ氏は、自身のツイッターで大谷への言及も忘れなかった。
「『オオタニはどうなのか』と呟く全ての人へ。もちろんショウヘイ・オオタニのことは知っている。でも、それは別のカテゴリーである」
投手の打撃消滅という歴史の岐路に立っているMLB。来季以降、打撃を行なうピッチャー大谷は、いっそう特別な存在になるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
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このヒットは、MLB史に残る一打になる可能性がある。というのは、現在投手が打撃を行なうナショナルリーグでもDH制導入の議論が進んでいるため。第5戦で投手にヒットが生まれずに決着がつき、来季からDH制導入となれば、これが投手による最後の一本になるのだ。
米メディア『FOX Sports』のジェイク・ミンツ記者は試合前、今後登板予定の投手陣の打撃を鑑み、「グレインキーは最後にヒットを打つのに最適な投手だろう」と予想。見事的中させた形となった。
一方、ここで議論になるのは、二刀流の大谷翔平について。来季以降も登板日に打席に入れば、引き続き投手として打撃を行なうことになる。ミンツ氏は、自身のツイッターで大谷への言及も忘れなかった。
「『オオタニはどうなのか』と呟く全ての人へ。もちろんショウヘイ・オオタニのことは知っている。でも、それは別のカテゴリーである」
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