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大谷翔平を「神話上の何か」と称えた技巧派右腕がエンジェルス電撃移籍!? 本人も「ピッタリかも」と前向きに

THE DIGEST編集部

2021.11.09

球界でも指折りの技巧派であるストローマン(左)。大谷(右)を擁するエンジェルスへの入団はあるのか。(C)Getty Images

 MLBの選手会でFA市場に出る選手が公示されて以来、ストーブリーグがにわかに盛り上がりを見せている。とりわけ人気銘柄となりつつあるのが、ニューヨーク・メッツから宣言したマーカス・ストローマンだ。
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 今季のピッチング内容は「納得のいくものだった」と自画自賛する言葉がすべてを物語る。勝敗こそ10勝13敗と負け越したが、179イニングを投げて防御率は3.02と安定したパフォーマンスを披露。リーグ最多の33試合に先発して、開幕からローテーションを守り抜いた。

 すでに複数球団からの関心が報じられている30歳の右腕は、今季は日本でもその名が小さくない話題となった。5月に自身のTwitterで大谷翔平について興味深い持論を展開したからだった。

「オオタニは神話上の伝説的な何かが人間の形になったものだ。彼がやっていることは信じられないほど凄いし、俺たちを含めてメジャーリーグのあらゆる人が、その才能に畏敬の念を抱いているよ。ちなみに俺は試合が終わってからダッシュでスマホを取りに行って、その日のオオタニの結果をチェックするのが日課なんだ」
 
 大谷を評したありとあらゆる言葉のなかでも独自性を感じさせる表現を披露したストローマン。では、彼がエンジェルスで"神話上の伝説的な何か"と共闘する可能性はあるのか。

 ズバリ言えば、今季の先発投手の防御率4.78と散々だったエンジェルスからすれば、是が非でも獲得したい人材だろう。1年を通してローテーションを守り抜ける計算が立てられるこの技巧派が獲得できれば、戦力がワンランクアップするのは言うまでもない。

 実際、現地メディアでもエンジェルス入りの可能性が指摘されている。メッツの専門メディア『Rising Apple』は、「(エンジェルス入りは)ピッタリかもしれない」とした本人のツイートを紹介したうえで、こう続けた。

「エンジェルスはショウヘイ・オオタニ、マイク・トラウト、ジャレッド・ウォルシュ、アンソニー・レンドーンといった主力級に加えて、ジョー・アデルやブランドン・マーシュという高い可能性を秘めた若い選手たちをそろえ、確かな攻撃力を持っている。しかし、彼らは安定した先発投手を必要としており、ストローマンをローテーションに追加できれば、絶対に大きな利益を得る」

 目下、マックス・シャーザー、クレイトン・カーショウといった大物投手の獲得も囁かれているエンジェルス。大谷の負担軽減にも繋がる移籍動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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