現地時間1月25日、2022年のMLB殿堂入り投票結果が発表された。選出されたのはデビッド・オティーズただ1人だった。
主にレッドソックスで通算541本塁打を放ち、世界一にも3度輝いた“ビッグ・パピ”ことオティーズは、初めて投票の対象となった今回、77.9%の得票率で早くも殿堂入りした。得票率が伸びにくい元指名打者という不利を覆す結果となった。
一方、今回が投票最終年となる10回目で結果が注目されていたバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス、カート・シリングは、いずれもラストチャンスをつかめず。ステロイド疑惑のあったボンズとクレメンスはそれぞれ得票率66.0%、65.2%と票が伸びなかった。
近年は差別発言を繰り返し、その人格が殿堂入りに値するか否かが議論となっていたシリングも58.6%で“落選”。今後はOBや有識者によって構成される時代委員会での殿堂入りに希望を託すこととなる。
構成●SLUGGER編集部
主にレッドソックスで通算541本塁打を放ち、世界一にも3度輝いた“ビッグ・パピ”ことオティーズは、初めて投票の対象となった今回、77.9%の得票率で早くも殿堂入りした。得票率が伸びにくい元指名打者という不利を覆す結果となった。
一方、今回が投票最終年となる10回目で結果が注目されていたバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス、カート・シリングは、いずれもラストチャンスをつかめず。ステロイド疑惑のあったボンズとクレメンスはそれぞれ得票率66.0%、65.2%と票が伸びなかった。
近年は差別発言を繰り返し、その人格が殿堂入りに値するか否かが議論となっていたシリングも58.6%で“落選”。今後はOBや有識者によって構成される時代委員会での殿堂入りに希望を託すこととなる。
構成●SLUGGER編集部