“令和の怪物”のインパクトは日本国内にとどまらず、メジャーも無視できない存在のようだ。
アメリカスポーツメディア『FANSIDED』は現地時間2月21日、千葉ロッテの若き豪腕・佐々木朗希についての記事を寄稿。数々の理由を挙げながら「ロウキ・ササキの名前を覚えておこう!」と綴っている。
同記事ではまず、NPBが才能ある選手にとっていい成長の場になっていることについて言及。そして、佐々木がNPBを経ずにメジャーへ加入していた可能性があったことにも触れ、「ロウキ・ササキはすでにメジャーから大きな注目を集め続けている」とした。
そして、佐々木にメジャーが熱視線を送っている理由として、「高校時代から90マイル後半(約156~159キロ)、最速101マイル(163キロ)を計時したこともあった」と、国内高校生最速記録のストレートを紹介。さらに、19歳で迎えた昨シーズン、63.1イニングで防御率2.27、68三振、WHIP1.06と出色の成績を残したことを称賛しながら、特に課題とされた制球面でわずか16四球、与四球率2.27にとどめた成長スピードにも驚きの声を届けた。
【動画】浅村もまったく手が出ず…佐々木朗のアウトロー159キロが鳥肌もの
さらに同メディアが驚愕したのは、先日2月19日の春季キャンプで見せた衝撃のストレートだった。少し雨がある天候の中、佐々木は日本ハムとの練習試合に登板すると、初回に細川凌平への5球目に163キロを計測。続く2回にも野村佑希へ163キロを記録するなど、2イニングで投じた26球で16球が160キロ台というパフォーマンスを披露。
「先発投手が、シーズンのどの時期にでもこの数字(101.3マイル/163キロ)を出しても素晴らしいとしか言いようがない。しかし、20歳の投手が2月中旬にこれほどの剛球を投げるという事実は、信じられないという言葉では物足りないほどである」と、最大級の言葉で佐々木のポテンシャルに最敬礼をしていた。
当然、これほどの注目を集めていれば読者からも早期メジャーを期待する声が上がるだろうが、日本では海外FA権を取得するのに9年がかかり、ロッテも簡単にポスティングにかけないだろうと注意書きも。それでも、「上質な速球とポテンシャルを考えれば、ロウキ・ササキという名前は覚えておくべきだ」と結論づけている。
佐々木の同郷で、目標としている大谷翔平は23歳で海を渡った。果たして“令和の怪物”の未来はどうなるのか。まずは今シーズン、どんな投球を見せてくれるのか楽しみである。
構成●THE DIGEST編集部
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アメリカスポーツメディア『FANSIDED』は現地時間2月21日、千葉ロッテの若き豪腕・佐々木朗希についての記事を寄稿。数々の理由を挙げながら「ロウキ・ササキの名前を覚えておこう!」と綴っている。
同記事ではまず、NPBが才能ある選手にとっていい成長の場になっていることについて言及。そして、佐々木がNPBを経ずにメジャーへ加入していた可能性があったことにも触れ、「ロウキ・ササキはすでにメジャーから大きな注目を集め続けている」とした。
そして、佐々木にメジャーが熱視線を送っている理由として、「高校時代から90マイル後半(約156~159キロ)、最速101マイル(163キロ)を計時したこともあった」と、国内高校生最速記録のストレートを紹介。さらに、19歳で迎えた昨シーズン、63.1イニングで防御率2.27、68三振、WHIP1.06と出色の成績を残したことを称賛しながら、特に課題とされた制球面でわずか16四球、与四球率2.27にとどめた成長スピードにも驚きの声を届けた。
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さらに同メディアが驚愕したのは、先日2月19日の春季キャンプで見せた衝撃のストレートだった。少し雨がある天候の中、佐々木は日本ハムとの練習試合に登板すると、初回に細川凌平への5球目に163キロを計測。続く2回にも野村佑希へ163キロを記録するなど、2イニングで投じた26球で16球が160キロ台というパフォーマンスを披露。
「先発投手が、シーズンのどの時期にでもこの数字(101.3マイル/163キロ)を出しても素晴らしいとしか言いようがない。しかし、20歳の投手が2月中旬にこれほどの剛球を投げるという事実は、信じられないという言葉では物足りないほどである」と、最大級の言葉で佐々木のポテンシャルに最敬礼をしていた。
当然、これほどの注目を集めていれば読者からも早期メジャーを期待する声が上がるだろうが、日本では海外FA権を取得するのに9年がかかり、ロッテも簡単にポスティングにかけないだろうと注意書きも。それでも、「上質な速球とポテンシャルを考えれば、ロウキ・ササキという名前は覚えておくべきだ」と結論づけている。
佐々木の同郷で、目標としている大谷翔平は23歳で海を渡った。果たして“令和の怪物”の未来はどうなるのか。まずは今シーズン、どんな投球を見せてくれるのか楽しみである。
構成●THE DIGEST編集部
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