背番号17の好調ぶりに打撃コーチも充実感を口にしている。

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　現地時間３月29日、米各地で開催されているメジャーリーグのオープン戦は、ロサンゼルス・エンジェルスとコロラド・ロッキーズの試合を実施。「１番・DH」で先発出場した大谷翔平が、第３打席で２号２ランを放つなど躍動し、８ー２のチーム勝利に貢献した。

　なお、この日は第１打席をセカンドゴロ、第２打席を四球とし、２打数１安打２打点で途中交代した大谷。ここまで７試合に出場したオープン戦の打撃成績は、打率.286、出塁率.500、OPS1.214となり、来るシーズン開幕へ向かって徐々にギアを上げてきた印象だ。 　投打でチームをけん引する背番号17には、チームの首脳陣も賛辞を惜しまない。なかでも、チームの打撃コーチを務めるジェレミー・リード氏は試合後、地元放送局『Bally Sports West』のインタビューに応じ、「どの打者にも重要なことだと思うが、彼は自分自身を本当によく理解している」と印象を語っている。

　さらに、「彼は見れば見るほど学ぶことが多い」と続けると、「彼は毎日、技術に磨きをかけている。自分自身の身体をしっかりと管理し、ドリルもこなす。同じルーティンを繰り返しているし、そのなかで下半身に関するものが大部分を占めているね」と、その熱心な仕事ぶりを明かした。

　４月７日に行なわれるヒューストン・アストロズとの開幕戦では、メジャー史上初の「１番・投手」として出場予定の大谷。はたして今季はどのような活躍が見られるのだろうか。日米ファンの期待は膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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