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「ロケットだ!」大谷翔平、OP戦第3号は昨季16勝豪腕を打ち砕く“弾丸178キロ”アーチ。あまりの速度に相手守備陣も見送るのみ

THE DIGEST編集部

2022.04.04

大谷がOP戦3号アーチを、メジャーを代表する豪腕から叩き込んだ。(C)Getty Images

大谷がOP戦3号アーチを、メジャーを代表する豪腕から叩き込んだ。(C)Getty Images

 大谷翔平のエンジンはいよいよ全開のようだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷は現地時間4月3日、ロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場すると、5回の第3打席にOP戦第3号となるソロアーチを右翼席に叩き込んだ。

【動画】「ロケットだ!」大谷翔平、OP戦3号は超驚愕スピードの弾丸アーチ

 まさに一瞬の出来事だった。

 ここまでの2打席は、昨季16勝を挙げたドジャースの豪腕、ウォーカー・ビューラーの前に三振、一ゴロといいところがなかった。しかし第3打席。大谷はカウント2-1から4球目、外角低めのチェンジアップに一切体勢を崩されずに振り切ると、打球は打った瞬間それと分かる一発。
 
 110.9マイル(約178キロ)の弾丸アーチに、エンジェルス戦のラジオ司会者であるトレント・ラッシュ氏は「まるでロケットだ!」と目を丸くしていた。そして、その速度を証明するように、ドジャース守備陣も打った直後に被弾を確信したようで、ほぼ守備位置から動くことなく見送るしかなかった。

 昨年にシーズンMVPを獲得した大谷は、今季も引き続き活躍が期待されている。今春はここまで23打数で打率.304、3本塁打、OPS1.231、投げては2試合に投げて1勝0敗、防御率4.76とまずまず順調な仕上がりだ。開幕投手が内定している希代の天才は、果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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