今、それぞれのポジションで最強選手は一体誰なのか? 昨季の活躍やこれまでの実績などを基にトップ5までランク付けした。今回は左翼手編だ。
▼1位 吉田正尚
2021年成績:110試合 打率.339 21本塁打 72打点 0盗塁 OPS.992
▼2位 島内宏明
2021年成績:141試合 打率.257 21本塁打 96打点 2盗塁 OPS.863
▼3位 佐野恵太
2021年成績:143試合 打率.303 17本塁打 72打点 0盗塁 OPS.842
▼4位 荻野貴司
2021年成績:143試合 打率.296 10本塁打 45打点 24盗塁 OPS.791
▼5位 西川龍馬
2021年成績:137試合 打率.286 12本塁打 60打点 3盗塁 OPS.733
短所も明確ではあるが、補って余りある長所を持つ選手がトップ5に多く名を連ねた。
1位の吉田はポジションの枠組を外しても、日本を代表するバットマンとしての立ち位置を確立している。あらゆる球種、あらゆるコースを弾き返し、昨季は2年連続首位打者に輝いた。
加えて出塁率.429、長打率.563、OPS.992のいずれもリーグベストで、三振は2年連続20個台と驚異の少なさ。その結果、BB/K2.23は前年に続く全打者断トツ1位だった。故障が多く、走塁と守備での貢献は乏しいが、それでも群を抜く打力が決定的でポジショントップの座にふさわしい。
2位は、昨季初の打点王に輝いた島内を選んだ。それまでは走攻守の総合力で堅実に貢献するスタイルで、地味な印象だっただけに、意外と言えば失礼かもしれないが、やはり自身初の打撃タイトル獲得は球界に驚きを与えた。
ただし、例年より引っ張りとフライ打球が増加しており、4番の役割に適応しようとした姿勢がうかがえる。それでいて三振(87)より多い四球(97)を選ぶなど、持ち味は失わずに進化を遂げた。
3位の佐野は前年首位打者ほどのインパクトはなくとも、昨季は全試合に出場して2年連続の打率3割をキープした。これまでは安定感に長打力も備えた中距離打者だったが、ホームランの出やすい本拠地の特性を考慮して、今季はフライ打球の増加に取り組んでいる。ただ、走塁と守備での貢献は少ないどころかむしろマイナスで、現状のままでは浮上は難しい。ランクアップのためにも、パワーアップは必須だろう。
▼1位 吉田正尚
2021年成績:110試合 打率.339 21本塁打 72打点 0盗塁 OPS.992
▼2位 島内宏明
2021年成績:141試合 打率.257 21本塁打 96打点 2盗塁 OPS.863
▼3位 佐野恵太
2021年成績:143試合 打率.303 17本塁打 72打点 0盗塁 OPS.842
▼4位 荻野貴司
2021年成績:143試合 打率.296 10本塁打 45打点 24盗塁 OPS.791
▼5位 西川龍馬
2021年成績:137試合 打率.286 12本塁打 60打点 3盗塁 OPS.733
短所も明確ではあるが、補って余りある長所を持つ選手がトップ5に多く名を連ねた。
1位の吉田はポジションの枠組を外しても、日本を代表するバットマンとしての立ち位置を確立している。あらゆる球種、あらゆるコースを弾き返し、昨季は2年連続首位打者に輝いた。
加えて出塁率.429、長打率.563、OPS.992のいずれもリーグベストで、三振は2年連続20個台と驚異の少なさ。その結果、BB/K2.23は前年に続く全打者断トツ1位だった。故障が多く、走塁と守備での貢献は乏しいが、それでも群を抜く打力が決定的でポジショントップの座にふさわしい。
2位は、昨季初の打点王に輝いた島内を選んだ。それまでは走攻守の総合力で堅実に貢献するスタイルで、地味な印象だっただけに、意外と言えば失礼かもしれないが、やはり自身初の打撃タイトル獲得は球界に驚きを与えた。
ただし、例年より引っ張りとフライ打球が増加しており、4番の役割に適応しようとした姿勢がうかがえる。それでいて三振(87)より多い四球(97)を選ぶなど、持ち味は失わずに進化を遂げた。
3位の佐野は前年首位打者ほどのインパクトはなくとも、昨季は全試合に出場して2年連続の打率3割をキープした。これまでは安定感に長打力も備えた中距離打者だったが、ホームランの出やすい本拠地の特性を考慮して、今季はフライ打球の増加に取り組んでいる。ただ、走塁と守備での貢献は少ないどころかむしろマイナスで、現状のままでは浮上は難しい。ランクアップのためにも、パワーアップは必須だろう。
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