現地時間4月29日、ロサンジェルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれているシカゴ・ホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発出場。初回に第4号となる一発を放つなど、5打数2安打1打点3得点1盗塁を記録した。
チームが1点を先制して迎えた初回の第1打席だった。大谷は相手先発のルーカス・ジオリトに対し、カウント1-3から5球目のカウント1-3から投じた93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームをジャストミート。左中間スタンドに飛び込む打球速度108マイル(約173.8キロ)の豪快弾となった。
ホワイトソックスの地元放送局『NBC Sports Chicago』の解説を務めるスティーブ・ストーン氏が「彼の腰の回転。そして手の速さ。これは見ていて、本当にずば抜けている。非常にパワーがあり、バットスピードも素晴らしい」と脱帽した一発は、大谷にとってMLB通算97本目となり、メモリアルな瞬間にあと少しと迫った。
第2打席はセンターフライに倒れた大谷。しかし、2対1となった6回に1死一塁として迎えた第3打席は、バットの先に当てる形でショートゴロ。二塁封殺となったが、全速力で駆け抜けて一塁に残塁すると、続くアンソニー・レンドーンが右中間を破る二塁打を放つと、一塁から激走して一気にホームイン。今季17点目を記録した。
8回に巡ってきた第4打席は、たった2球で追い込まれたものの、カウント1-2から外角に投じられたスライダーを巧みにセンター前へ。バットの先でちょこんと合わせるバットコントロールが活きたヒットで、2試合連続となるマルチヒットをマークした。
ここで出塁した大谷は、2死一塁となった場面ですかさず走り、今季4つ目の盗塁を成功。さらに相手捕手の送球ミスの間に三塁まで到達する果敢な走塁でチャンスを拡大すると、ジャレッド・ウォルシュのライト前ヒットの間に生還を果たした。
終盤にエンジェルス打線が繋がり、大谷は9回にも打席を迎える。2死一、二塁の得点圏で、新人左腕のアンダーソン・セベリーノと対峙するが、100マイル(約160.9キロ)超えの4シームに押され、最後は見逃し三振を喫した。
なお、試合は、休息日明けの大谷の大活躍もあり、序盤からリードしたエンジェルスが、味方野手の度重なる好守と7人を費やした巧みな継投策でホワイトソックス打線を1点に抑えて反撃を許さず。結局、5対1でリーグ6連勝を飾り、アメリカン・リーグ西地区首位の座を堅持した。
構成●THE DIGEST編集部
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ホワイトソックスの地元放送局『NBC Sports Chicago』の解説を務めるスティーブ・ストーン氏が「彼の腰の回転。そして手の速さ。これは見ていて、本当にずば抜けている。非常にパワーがあり、バットスピードも素晴らしい」と脱帽した一発は、大谷にとってMLB通算97本目となり、メモリアルな瞬間にあと少しと迫った。
第2打席はセンターフライに倒れた大谷。しかし、2対1となった6回に1死一塁として迎えた第3打席は、バットの先に当てる形でショートゴロ。二塁封殺となったが、全速力で駆け抜けて一塁に残塁すると、続くアンソニー・レンドーンが右中間を破る二塁打を放つと、一塁から激走して一気にホームイン。今季17点目を記録した。
8回に巡ってきた第4打席は、たった2球で追い込まれたものの、カウント1-2から外角に投じられたスライダーを巧みにセンター前へ。バットの先でちょこんと合わせるバットコントロールが活きたヒットで、2試合連続となるマルチヒットをマークした。
ここで出塁した大谷は、2死一塁となった場面ですかさず走り、今季4つ目の盗塁を成功。さらに相手捕手の送球ミスの間に三塁まで到達する果敢な走塁でチャンスを拡大すると、ジャレッド・ウォルシュのライト前ヒットの間に生還を果たした。
終盤にエンジェルス打線が繋がり、大谷は9回にも打席を迎える。2死一、二塁の得点圏で、新人左腕のアンダーソン・セベリーノと対峙するが、100マイル(約160.9キロ)超えの4シームに押され、最後は見逃し三振を喫した。
なお、試合は、休息日明けの大谷の大活躍もあり、序盤からリードしたエンジェルスが、味方野手の度重なる好守と7人を費やした巧みな継投策でホワイトソックス打線を1点に抑えて反撃を許さず。結局、5対1でリーグ6連勝を飾り、アメリカン・リーグ西地区首位の座を堅持した。
構成●THE DIGEST編集部
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