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プロ野球

鈴木大地、福田秀平、美馬学に最もフィットするチームは? FA市場は最終局面

氏原英明

2019.11.15

6球団が獲得に名乗りを上げている福田。レギュラー起用確約が決め手になるのだろうか。(写真)朝日新聞社

6球団が獲得に名乗りを上げている福田。レギュラー起用確約が決め手になるのだろうか。(写真)朝日新聞社

 育成か補強か。

 日本シリーズで1勝もできなかった巨人はその狭間で揺れたに違いない。岡本和真や小林誠司、古くさかのぼれば坂本勇人まで、しっかり育成した生え抜きがチームの骨格にいる。巨人は、育成がどれほど大事であるかを重々理解しているチームの一つだろう。

 しかし、補強とのバランスも大切だ。

 今年の日本シリーズで巨人はソフトバンクに屈辱的な敗北を喫した。エース菅野智之の体調が万全ではなかったこと、坂本、丸佳浩が完全に封じられたことが要因に挙げられる。また、4試合を通して分かったのは、ソフトバンクとの選手層の違いだ。
 1番から5番打者くらいまでは巨人打線も決して引けを取らなかったが、それ以降に大きな差があった。若手が取っ替え引っ替え起用された二塁、三塁にとりわけ穴を感じた。

 もちろん、山本泰寛や田中俊太が貴重な経験を踏んだのは事実だ。同時に、日本一が常に至上命題であるチームは補強を進めなければならないという思いもチラついたはずだ。

 今年のオフ市場は、昨年の丸のような大物はいないものの、必ず戦力になるであろう「実力者」が複数いる。その動向が気になるところだが、注目しなければいけないのは、それぞれの選手がどの球団にいけば、もっとも戦力となりやすいかだ。

 以前は、同じリーグのライバル球団から選手を獲得することで、相手の戦力ダウンを狙うような補強も少なくはなかった。日本のFA制度が抱える問題の一つではあるが、議論されなければならないのは、どの球団が最もそれぞれの選手を必要としているかだ。

 千葉ロッテの顔として、キャプテンとして、あるいは内野をどこでもこなせるユーティリティ・プレーヤーとして鈴木大地を評価する声は多い。残留を望む古巣のロッテ以外に巨人、楽天が手を挙げたと伝えられている。

 果たして、最も鈴木が生き、チームも生きるチームはどこだろう。
 
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