ソフトバンクの東浜巨が、5月11日に行なわれた西武戦でノーヒットノーランを達成。2四球で出塁した走者をいずれも併殺で仕留め、打者27人で西武打線を抑え込んだ。
現在、パ・リーグ本塁打王の山川穂高らを擁する“山賊打線”を相手に、東浜の右腕が唸りを上げた。初回は山野辺翔がセカンドゴロ、2番岸潤一郎がショートフライ、3番外崎修汰をピッチャーゴロと、すべて内野への凡打に仕留める立ち上がり。2回に5番の中村剛也、5回には4番の山川にそれぞれ四球を与えたものの、いずれも後続をダブルプレーに仕留めて二塁すら踏ませなかった。
打線の援護は3回に今宮健太と柳田悠岐の連続タイムリーで挙げた2点のみだったが、それが逆に良かったのか。全5三振のうち6回以降に奪ったのが3つと尻上がりに調子を上げると、9回には先頭の柘植世那を空振り三振、愛斗を一塁へのファウルフライ、9番金子侑司をセカンドゴロに抑えて、97球で快挙を達成した。 ノーヒットノーランは今年4月10日に佐々木朗希(ロッテ)がオリックスで完全試合を達成して以来でプロ野球史上84人目。ホークスでは19年9月6日に千賀滉大がロッテ戦で達成して以来となる。
なお、この11日(現地10日)は、海の向こうではエンジェルスのリード・デトマーズがノーヒッターを達成。日米で同日にノーヒッターが達成されるのは、レギュラーシーズンでは初めてのことだ。
オープン戦では2017年3月24日に、日本ではソフトバンクが対広島戦で松坂大輔→五十嵐亮太→サファテのリレーで、アメリカではエンジェルスがマリナーズ相手に8人の継投で達成したというケースがあるのみ。ともに単独は初めての快挙である。
構成●SLUGGER編集部
現在、パ・リーグ本塁打王の山川穂高らを擁する“山賊打線”を相手に、東浜の右腕が唸りを上げた。初回は山野辺翔がセカンドゴロ、2番岸潤一郎がショートフライ、3番外崎修汰をピッチャーゴロと、すべて内野への凡打に仕留める立ち上がり。2回に5番の中村剛也、5回には4番の山川にそれぞれ四球を与えたものの、いずれも後続をダブルプレーに仕留めて二塁すら踏ませなかった。
打線の援護は3回に今宮健太と柳田悠岐の連続タイムリーで挙げた2点のみだったが、それが逆に良かったのか。全5三振のうち6回以降に奪ったのが3つと尻上がりに調子を上げると、9回には先頭の柘植世那を空振り三振、愛斗を一塁へのファウルフライ、9番金子侑司をセカンドゴロに抑えて、97球で快挙を達成した。 ノーヒットノーランは今年4月10日に佐々木朗希(ロッテ)がオリックスで完全試合を達成して以来でプロ野球史上84人目。ホークスでは19年9月6日に千賀滉大がロッテ戦で達成して以来となる。
なお、この11日(現地10日)は、海の向こうではエンジェルスのリード・デトマーズがノーヒッターを達成。日米で同日にノーヒッターが達成されるのは、レギュラーシーズンでは初めてのことだ。
オープン戦では2017年3月24日に、日本ではソフトバンクが対広島戦で松坂大輔→五十嵐亮太→サファテのリレーで、アメリカではエンジェルスがマリナーズ相手に8人の継投で達成したというケースがあるのみ。ともに単独は初めての快挙である。
構成●SLUGGER編集部
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