シーズン開幕から1か月以上が経過したメジャーリーグ。まだ始まったばかりだが、両リーグのMVP、サイ・ヤング賞、新人王といった個人賞へ向けた話題も海外メディアから出始めている。
【動画】大谷、勝利はつかずも6回2安打1失点の好投! レイズ戦のピッチングをチェック
そのなかでも、ラテンアメリカの野球情報を熱心に取り扱う専門『Al Bat』が「最も興味深いレースのひとつ」として注目しているのが、アメリカン・リーグのMVP争いだ。昨季は大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が選出されたが、はたして今季は誰がこの栄誉に輝くのだろうか。
現地5月14日に記事を掲載した同メディアでは、米大手ブックメーカー『BetMGM』の最新オッズ(9日付)に注目。大谷は開幕前の+350をキープし、同じく数字の変動がなかった+400のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、+450のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)を抑えて1位となっている。
しかし、同ブックメーカーは、「オオタニとゲレーロJr.が有力候補として今季に入った一方、隙を突く受賞候補も出てきている」と言及。開幕1か月の活躍により、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が+2000→+850、バイロン・バクストン(ミネソタ・ツインズ)が+4000→+1200と上昇し、トップ5に食い込んできたのだ。
さらに、バクストンと同率5位のホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)も+2500→+1200と数字を高めており、それに続くワンダー・フランコ(タンパベイ・レイズ)は+2000をキープ。8位のルイス・ロバート(シカゴ・ホワイトソックス)は+3000→+2500という現時点での途中経過となっている。
昨季のようなロケットスタートとはいかず、他の候補者たちと距離が縮まった印象の大谷。ただ、9日にはキャリア初の満塁ホームランを含めた2打席連続アーチを放つなど、明るい兆しも見えている。はたして今季はどれだけのパフォーマンスが見られるのか、今後の活躍が楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、バクストンと同率5位のホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)も+2500→+1200と数字を高めており、それに続くワンダー・フランコ(タンパベイ・レイズ)は+2000をキープ。8位のルイス・ロバート(シカゴ・ホワイトソックス)は+3000→+2500という現時点での途中経過となっている。
昨季のようなロケットスタートとはいかず、他の候補者たちと距離が縮まった印象の大谷。ただ、9日にはキャリア初の満塁ホームランを含めた2打席連続アーチを放つなど、明るい兆しも見えている。はたして今季はどれだけのパフォーマンスが見られるのか、今後の活躍が楽しみだ。
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