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1000ドル奮発した16年ワールドシリーズ現地観戦の感動、そして鈴木誠也への期待【オカモト“MOBY”タクヤが語るカブス愛:後編】<SLUGGER>

オカモト“MOBY”タクヤ

2022.05.22

MOBYさんは15年のポストシーズン、16年ワールドシリーズを現地観戦。シカゴの熱狂を直に味わった。

MOBYさんは15年のポストシーズン、16年ワールドシリーズを現地観戦。シカゴの熱狂を直に味わった。

 鈴木誠也の入団もあって、日本でも再び注目度が高まっているカブス。「SCOOBIE DO」のドラマーで、日本一熱狂的なカブスファンと言っても過言ではないオカモト"MOBY"タクヤ氏に、MLBでも独特の立ち位置を持つカブスというチームの魅力について語ってもらった(聞き手:久保田市郎/SLUGGER編集長)。

――「愛すべき負け犬」というチームカラーが確立されていたカブスですが、2016年には108年ぶりのワールドチャンピオンに輝きました。MOBYさんは15年のリーグ優勝決定シリーズと、16年のワールドシリーズを現地観戦したんですよね?

オカモト"MOBY"タクヤ 15年はリーグ優勝決定シリーズを観に行きました。ちょうど自分のバンドのドラムのレコーディングが終わったタイミングだったので「これ、行ける!」と思って調べたら、行きはワンストップ、帰り直行便で7万5000円、思ったよりもかなり安く行けたんですよ!行きはダラス経由で、税関で「お前、カブスの試合を観に行くのか。めっちゃいいな!」って、すげえうらやましがられて。
――現地に入って、もうその日が試合ですか?

 そうです。行く直前にチケット買って。200ドルちょっとだったんですけど、バックネット裏の上の方で。本当は第4戦と第5戦に行くはずだったんですけど第4戦で負けてスウィープされちゃったんすよ。試合後、前編でも触れた『マーフィーズ』っていうバックスクリーン裏のバーに飲みに行って酔いつぶれて。あんまり記憶がなく、あとから自分で撮った写真で記憶を辿っていった感じなんですけど(笑)、たくさん友達ができて。その中にカブスの映像班のスタッフもいて。エミー賞を取ってるくらいの人なんですよ。

 16年は、6月にたまたまバンドのオフが1ヵ月ぐらい出来たので、その時に3週間アメリカ旅行をして。MLB、MLB、ライブ観てMLB、MLBみたいな。ジェームズ・テイラーとジャクソン・ブラウンのツーマンライブを観た一方で、ウィルソン・コントレラスの初打席初ホームランも見たんです。それで「今年は絶対来るわ」と思って。「とにかくスケジュールを調整しないといけない」って。

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