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大谷翔平を粉砕した“ライバル”ゲレーロJr.を敵将が賛辞!「オオタニは球界で最も優れた選手のひとりだ」

THE DIGEST編集部

2022.05.28

昨季、本塁打王を争った大谷(左)とゲレーロJr.(右)。ふたりの対決に大きな注目が寄せられた。(C)Getty Images

 二刀流スターから放った"神童"の一発に敵将も満足気だ。

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 現地時間5月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地トロント・ブルージェイズ戦に「3番・DH兼投手」でスタメン出場し、6回(93球)、10奪三振の力投を見せるも、6安打5失点で3敗目。打っても2打数無安打で、8回に代打を送られて途中交代した。

 相手のブルージェイズにとって大きな見せ場となったのは、昨季、大谷と本塁打王を争ったブラディミール・ゲレーロJr.の第3打席だ。6回無死、カウント1-1から投じた3球目カーブを強振すると、その打球はぐんぐん伸び、レフトポールに直撃する9号ソロとなった。
 
 直近7戦で4安打(1本塁打)と苦しんでいた"神童"の一発を受け、ブルージェイズのチャーリー・モントーヤ監督は試合後、「オオタニと対峙する誰にとっても、意味のあることだ。彼は野球界で最も優れた選手のひとりだから」と振り返ったという。MLB公式サイトが伝えている。

 このほかにもジョージ・スプリンガーが先頭打者アーチを打ち込むなど、打線が機能したブルージェイズは、6対3で勝利。前日のセントルイス・カージナルス戦に続いて2連勝となり、モントーヤ監督は、「ああいったふうになれば、観ていて楽しい」と充実した様子で語った。

 ライバルから"覚醒"のキッカケを掴んだゲレーロJr.。はたしてこれで開幕から続く不振を打破できるか。今後のパフォーマンスにも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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