現地時間6月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH兼投手」で先発出場。打っては4打数2安打2打点1本塁打、投げては7回(100球)、被安打4、6奪三振、与四球2、1失点と快投を見せた。
【動画】嬉しさのあまりガッツポーズ!大谷が放った豪快な12号2ランをチェック
この試合で、「投手・大谷」は初回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりをみせると、続く4回まで走者を出しながらも得点を許さず。5回表の無死一、二塁で迎えた場面、捕手のマックス・スタッシがまさかのパスボールで一、三塁とすると、8番・ボビー・ダルベックにセンターへの犠牲フライを許し、先制点を献上。その後は、粘り強いピッチングを披露し、7回1失点でマウンドを降りた。
打者としても存在感を見せつけた。1点ビハインドで迎えた5回裏の第3打席、無死一塁の場面で大谷は、先発右腕ニック・ピベッタと対戦。カウント1-1からの3球目、真ん中高めに入ったストレートを見逃さずに捉えると打球はぐんぐん伸びていき、左中間へ。逆転の12号2ランホームランを放ち、自らを援護した。
この大谷の投打の活躍に地元メディア『Anaheim Sports』が公式ツイッターを更新し、感嘆の声を漏らしている。
「ショウヘイは私たちの神様だ!ショウヘイ・オオタニはアナハイムでボストン・レッドソックスと対戦し、投手として6つの三振を奪い、打者として2ランホームランを放った。これは進行中の歴史だ。なんて素晴らしい才能なのでしょう」
なお、チームは5対2で勝利し、5月25日のテキサス・レンジャーズ戦から続いていた連敗は14でストップ。大谷は5月5日のレッドソックス戦以来となる今季4勝目を挙げている。この勢いを明日以降に繋げていきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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