現地時間6月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたニューヨーク・メッツ戦に「2番・DH」でスタメン出場。5回の3打席でライト前ヒットを放ち、4打数1安打を記録したが、チームを連勝には導けなかった。
前日のボストン・レッドソックス戦では“リアル二刀流”で投打に活躍し、チームの連敗を「14」で食い止めた大谷。ナショナル・リーグ東地区首位をひた走るメッツとの注目の一戦は、相手先発右腕タイラー・メギルに苦戦を強いられる。
初回の第1打席をあっさりとレフトフライに終わった大谷は、チームが2対3と先行された3回の第2打席もファーストゴロと凡退。いずれも外角への変化球を打たされ、思うようなバッティングを許してもらえない。
投打がかみ合わずに守勢を苦戦なくされたエンジェルス。そのなかで前日に12号アーチを放っていた大谷は、5回の第3打席に見せ場を作る。
相手2番手で、左腕のデイビッド・ピーターソンと対峙すると、カウント1-2からの6球目に投じられた外角高めへのスライダーをジャストミート。101マイル(約162.5キロ)のドライブがかかった強烈な打球をライト前に弾き、6試合連続安打と13試合連続出塁を記録した。
その後、メッツが7対3とリードした7回に大谷は第4打席に立つが、ここは相手3番手の右腕ドリュー・スミスがインコースへと投じた96.7マイル(約155.6キロ)の4シームを詰まらされてセカンドゴロに終わった。
メッツの継投策を前に追い上げが及ばなかったエンジェルスは、結局4対7で敗戦。大型連敗を止めた勢いを持続させたかったが、あっけなく力負けを喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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初回の第1打席をあっさりとレフトフライに終わった大谷は、チームが2対3と先行された3回の第2打席もファーストゴロと凡退。いずれも外角への変化球を打たされ、思うようなバッティングを許してもらえない。
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構成●THE DIGEST編集部
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