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秋山翔吾は「メジャーでは通用しなかった」と辛辣評価!NPB復帰を決断の名手に米メディアは「活躍の機会を与える価値はある」

THE DIGEST編集部

2022.06.21

日本球界復帰を決めた秋山。アメリカで過ごした2年数か月を米メディアはどう評価しているか?(C)Getty Images

日本球界復帰を決めた秋山。アメリカで過ごした2年数か月を米メディアはどう評価しているか?(C)Getty Images

 6月20日、サンディエゴ・パドレス傘下3Aエルパソ・チワワズを退団し、日本球界復帰を決断した秋山翔吾が日本に帰国。開幕直前にシンシナティ・レッズからFAとなり、その後エルパソと契約。メジャー昇格を目指すも叶わず、今月16日に再びFAになっていた。

 既に古巣の西武はオファーを明言しており、他にも複数の球団が獲得に乗り出す意向を示している。アメリカの地をやむを得ず離れる決断をした彼に対し、米専門メディア『Call to the Pen』は、「パワーとスピードを兼ね備えたゴールドグラブの中堅手であり、出塁して相手を混乱に陥らせるなど、打線の起爆剤になることが期待されていた」と契約時の球団の想いを綴った。

 だがメジャーでの戦績について「日本での活躍は、レッズでは発揮できなかった」と言及。MLB通算142試合に出場した秋山は、71安打、0本塁打で打率.224、出塁率.320、長打率.274、OPS.594と不本意な成績に終わっており、「守備はわりと頼りになったが、日本での成績はメジャーでは通用しなかった」と嘆いている。
 
 西武で過ごした9シーズンは、打率.301、出塁率.376、長打率.454、116本塁打、112盗塁を残し、6度ゴールデン・グラブを獲得という実績を持つ。同記事は「アキヤマはNPBで成果を積み上げる時間は十分ある。彼はまだ34歳なので、あと数年は大丈夫だろう」と予想したうえで、NPBでの活躍に期待を寄せた。

「以前のようなスター選手には戻れないかもしれないが、活躍の機会を与える価値はある」

 アメリカを去ることを決めた秋山。野球の本場で嚙み締めた悔しさを糧に、日本球界に新たな旋風を巻き起こせるだろうか。今後の動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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