ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間の6月22日、本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に3番・指名打者で先発出場し、2本の3ランホームランを含む4打数3安打8打点の大暴れを見せた。しかし、エンジェルスは大谷の大活躍も空しく、延長11回の末に11-12で敗れている。
大谷は1-6で迎えた6回無死一、二塁の第3打席で、相手先発のジョナサン・ヒーズリーの甘く入った直球を捉え、打った瞬間にそれと分かる14号の3ランを右中間スタンドに叩き込んだ。7回にもセンターへの犠牲フライで1打点を挙げた大谷は7-10と3点のビハインドで迎えた9回、1死一、二塁の場面で5回目の打席に入ると、ロイヤルズ7番手のスコット・バーロウの内角カーブを完璧に捉え、起死回生の15号3ランを放つ。土壇場で追いついたエンジェルスが延長戦に持ち込んだ。
しかし、大谷の活躍もエンジェルスのリリーフ陣が持ちこたえられず、11回に再び2点のリードを許すと、その裏の攻撃で再び大谷が犠牲フライで8打点目を挙げるも、最後は4番のジャレッド・ウォルシュがファウルフライに倒れ試合終了。大谷のMLB自己最高の8打点の活躍も、エンジェルスは勝利に繋げられなかった。
この結果に対し、ロイヤルズTVのデーブ・ホルツマン氏は、8打点を挙げた大谷にまつわる興味深い記録に注目し、自身のツイッターで次のように綴っている。
「大谷翔平はチームが負けた試合で、8打点以上を記録した史上5人目の選手となった」
また、これまでの4人の中には当時の世界最高記録となる2130試合連続出場を記録し、史上最高の一塁手と称されたルー・ゲーリックも含まれ、1932年に記録しているという。
さらに、スポーツデータ会社『STATS PERFORM』の公式ツイッターでは、「大谷翔平は8打点以上を記録しながら、試合でチームが一度もリードできなかった唯一のMLBプレーヤーだ(※打点が公式記録になった1920年以降)」と綴り、チームは敗戦と不本意ながら大谷が史上初の記録を樹立したとしている。
大谷自身は8打点と打棒を爆発せたものの、勝利を手にできなかったエンジェルス。ネット上では、「こんな記録で名前を残すとは…」「こういう「史上初」はいらんのですよ」「彼は勝ちたいだけなのに」「こんな記録はひどいし、苦痛だ」などと、大谷に同情する声が続々と寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】9回土壇場に飛び出した、大谷翔平の起死回生の15号3ラン!
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【関連記事】「この審判をクビにしろ!」大谷翔平への“不可解なジャッジ”に地元メディアが怒り「一度だけでなく、二度もだ!」
大谷は1-6で迎えた6回無死一、二塁の第3打席で、相手先発のジョナサン・ヒーズリーの甘く入った直球を捉え、打った瞬間にそれと分かる14号の3ランを右中間スタンドに叩き込んだ。7回にもセンターへの犠牲フライで1打点を挙げた大谷は7-10と3点のビハインドで迎えた9回、1死一、二塁の場面で5回目の打席に入ると、ロイヤルズ7番手のスコット・バーロウの内角カーブを完璧に捉え、起死回生の15号3ランを放つ。土壇場で追いついたエンジェルスが延長戦に持ち込んだ。
しかし、大谷の活躍もエンジェルスのリリーフ陣が持ちこたえられず、11回に再び2点のリードを許すと、その裏の攻撃で再び大谷が犠牲フライで8打点目を挙げるも、最後は4番のジャレッド・ウォルシュがファウルフライに倒れ試合終了。大谷のMLB自己最高の8打点の活躍も、エンジェルスは勝利に繋げられなかった。
この結果に対し、ロイヤルズTVのデーブ・ホルツマン氏は、8打点を挙げた大谷にまつわる興味深い記録に注目し、自身のツイッターで次のように綴っている。
「大谷翔平はチームが負けた試合で、8打点以上を記録した史上5人目の選手となった」
また、これまでの4人の中には当時の世界最高記録となる2130試合連続出場を記録し、史上最高の一塁手と称されたルー・ゲーリックも含まれ、1932年に記録しているという。
さらに、スポーツデータ会社『STATS PERFORM』の公式ツイッターでは、「大谷翔平は8打点以上を記録しながら、試合でチームが一度もリードできなかった唯一のMLBプレーヤーだ(※打点が公式記録になった1920年以降)」と綴り、チームは敗戦と不本意ながら大谷が史上初の記録を樹立したとしている。
大谷自身は8打点と打棒を爆発せたものの、勝利を手にできなかったエンジェルス。ネット上では、「こんな記録で名前を残すとは…」「こういう「史上初」はいらんのですよ」「彼は勝ちたいだけなのに」「こんな記録はひどいし、苦痛だ」などと、大谷に同情する声が続々と寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
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