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MLB

「ひどすぎる」またも炎上の菊池雄星を現地メディアが断罪! 与四球率MLB最低、繰り返す早期KO

THE DIGEST編集部

2022.07.06

前回の好投から一転、制球が乱れに乱れて再びKO。早期降板に現地メディアも憤慨している。(C)Getty Images

前回の好投から一転、制球が乱れに乱れて再びKO。早期降板に現地メディアも憤慨している。(C)Getty Images

 オールスター投手の苦戦が続いている。トロント・ブルージェイズの菊池雄星は現地時間7月5日、敵地で行われたオークランド・アスレティックス戦に先発するも、2.1回5四球2死球4失点でKOされ、5敗目を喫した。今季成績は3勝5敗、防御率5.12へ悪化している。

 この日も露呈したのは“悪癖”だった。初回、先頭から2者連続で四球を与えると、その後もタイムリーなどで2失点。続く2回は併殺で切り抜けたとはいえ2つの四球を出し、3回も2者連続デッドボールとまったく制球が定まらない。その後に勝ち越し犠飛、ストレートの四球を与えたところで降板という散々な出来だった。

【動画】荒れまくりの菊池雄星に相手打者も「ムッ」

 前回6月30日のタンパベイ・レイズ戦は6回1四球1失点で8登板ぶりの白星を挙げたが、その時の姿からは程遠いピッチングに終始。もっとも、今季は年間を通して苦しいのはご承知の通りで、与四球率5.68は60イニング以上でア・リーグワースト、WHIP1.57はワースト2位、被出塁率.369もワースト2位という惨状になっている。
 
 制球難だけならまだしも、16先発でQS(6回以上投げて自責点3)はわずか3回と長いイニングを投げられないことにも批判の声が集まっている。

 スポーツメディア『theScore』のジョシュ・ゴールドバーグ記者は「ユウセイ・キクチが4回も投げ切れなかった登板は今季でもう6度目だ。さらに他の4先発も4.1回、4.2回、4.0回が2回。ひどすぎる」と断罪すれば、カナダメディア『SportsNet』も、「今季キクチが4回以内で降板したのは8度。ブルペンに不要な負担を強いさせている」とこき下ろしてる。

 昨季前半戦は好投が評価されて初のオールスター選出を果たした菊池。オフには3年3600万ドル(約48億7000万円)の相場以上に評価されて新天地へ移ったが、ここまでは球団やファンの期待に応えるピッチングがまったくできていない。

構成●THE DIGET編集部

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