野球の世界一を決めるビッグトーナメントが6年ぶりに開催される。現地時間7月7日、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は、「ワールド・ベースボール・クラシック 2023」の日程、会場、組分けを発表した。
野球の母国アメリカが初戴冠を果たした2017年大会後、新型コロナウイルスの影響もあって延期となっていた第5回大会は、2023年3月8日から21日の日程で20か国によって争われる。栗山英樹監督のもと、第2回大会以来の優勝を目指す侍ジャパンは、予選は韓国、中国、オーストラリア、予選通過国と同組のBに組分けされた。
栗山監督が「野球ファンとしてワクワクするし、いち野球人として楽しみでたまらない」と語ったWBCの組分けには、“宿敵”日本と同居した韓国でも小さくない話題となっている。
韓国屈指のネットワークを誇る『YNA』は「日本と14年ぶりの大一番だ」とWBCでは2009年大会以来の顔合わせとなる侍ジャパンとの一戦を強調。そのうえで「昨夏の東京オリンピックでの不振を拭い去り、韓国野球が再び飛躍するチャンスだ」と期待を煽った。さらに日刊紙『東亜日報』も「14年ぶりの運命の対決だ」と日韓戦へ熱い視線を注いでいる。
もっとも韓国もタレントは揃っている。元中日ドラゴンズのイ・ジョンボムの息子であるイ・ジョンフや、2018年の新人王となった若手スラッガーのカン・ベクホなどメジャーリーグ挑戦が囁かれるほどの実績を持った選手はいる。そこにキム・ハソンやリュ・ヒョンジンといった現役メジャーリーガーたちが加わる可能性があるとあって、悲願のWBC初制覇に対する国内の期待は小さくないわけである。
はたして、世界一を懸けた舞台で実現する日韓戦はいかなる決着を見るのか。来春の開幕まで両国のメンバー選考など楽しみは尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】検証:大谷翔平が本塁打を打った“通算100試合”でエンジェルスは何勝した? 「なおエ」が席巻した2021年はまさかの…<SLUGGER>
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が“落ち目だ”と考えるような年」でも“可能性”が消えない理由
【関連記事】60本ペースで打ちまくるジャッジのMVP獲得論に待った! 米メディアが「断言するのは早すぎる」と大谷翔平に太鼓判
野球の母国アメリカが初戴冠を果たした2017年大会後、新型コロナウイルスの影響もあって延期となっていた第5回大会は、2023年3月8日から21日の日程で20か国によって争われる。栗山英樹監督のもと、第2回大会以来の優勝を目指す侍ジャパンは、予選は韓国、中国、オーストラリア、予選通過国と同組のBに組分けされた。
栗山監督が「野球ファンとしてワクワクするし、いち野球人として楽しみでたまらない」と語ったWBCの組分けには、“宿敵”日本と同居した韓国でも小さくない話題となっている。
韓国屈指のネットワークを誇る『YNA』は「日本と14年ぶりの大一番だ」とWBCでは2009年大会以来の顔合わせとなる侍ジャパンとの一戦を強調。そのうえで「昨夏の東京オリンピックでの不振を拭い去り、韓国野球が再び飛躍するチャンスだ」と期待を煽った。さらに日刊紙『東亜日報』も「14年ぶりの運命の対決だ」と日韓戦へ熱い視線を注いでいる。
もっとも韓国もタレントは揃っている。元中日ドラゴンズのイ・ジョンボムの息子であるイ・ジョンフや、2018年の新人王となった若手スラッガーのカン・ベクホなどメジャーリーグ挑戦が囁かれるほどの実績を持った選手はいる。そこにキム・ハソンやリュ・ヒョンジンといった現役メジャーリーガーたちが加わる可能性があるとあって、悲願のWBC初制覇に対する国内の期待は小さくないわけである。
はたして、世界一を懸けた舞台で実現する日韓戦はいかなる決着を見るのか。来春の開幕まで両国のメンバー選考など楽しみは尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】検証:大谷翔平が本塁打を打った“通算100試合”でエンジェルスは何勝した? 「なおエ」が席巻した2021年はまさかの…<SLUGGER>
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が“落ち目だ”と考えるような年」でも“可能性”が消えない理由
【関連記事】60本ペースで打ちまくるジャッジのMVP獲得論に待った! 米メディアが「断言するのは早すぎる」と大谷翔平に太鼓判