専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

日本でも来春開催「WBC」の復活を米メディアも歓迎!「好きなMLB選手のプレーを母国代表として観戦するのは楽しい」

THE DIGEST編集部

2022.07.08

来春、WBCが6年ぶりに開催される。写真は2017年大会準決勝のアメリカ戦で、菊池涼介がホームランを放ったシーン。(C) Getty Images

来春、WBCが6年ぶりに開催される。写真は2017年大会準決勝のアメリカ戦で、菊池涼介がホームランを放ったシーン。(C) Getty Images

 現地時間7月7日にWBC本部は、「ワールド・ベースボール・クラシック2023」の開催を発表した。

 大会は2023年3月8日から21日かけて、台湾・日本・アリゾナ・フロリダを会場に行なわれ、参加国も16から20に増える。
【動画】2017年大会WBC・準決勝アメリカ戦ハイライト!
 

 本来WBCは2021年に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。2017年以来、6年ぶりの大会となる。

 2017年大会の侍ジャパンは、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行なわれた準決勝で、1対2でアメリカ代表に惜敗し、4位で終えた。優勝決定戦はアメリカとプエルトリコの戦いになり、アメリカが勝利を収めた。

 2017年の大会では日本代表として、シカゴ・カブスの鈴木誠也(当時広島東洋カープ)、ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智(当時横浜DeNAベイスターズ)、最近までシンシナティ・レッズでプレーしていた広島東洋カープの秋山翔吾や当時ヒューストン・アストロズに在籍していた東京ヤクルト・スワローズの青木宣親も出場した。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平(当時北海道日本ハム・ファイターズ)は選出されたが、怪我のため出場を辞退している。

 シカゴのスポーツメディア『Bleacher Nation』のパトリック・フラワーズ記者はこの大会の再開を非常に喜んでおり、前回のWBCの優勝決定戦で、現カブスの先発マーカス・ストローマン(当時はトロント・ブルージェイズ)がアメリカ代表として雄姿を見せた記憶についても触れている。

 そして「私はこのトーナメントが大好きだ。復活してくれてうれしい。大好きなMLB選手が母国を代表してこの大会に出場するのを見るのは、他では味わえない観戦体験であり、とても楽しいものだ」と語っている。

 ただ、WBCが開催される時期がメジャーリーグのスプリングトレーニングとかぶるため、出場する選手は2週間チームから離脱しなければならず、辞退する選手も多いことが懸念される。現在メジャーで活躍中の日本人選手が侍ジャパンに出場するのかどうかも気になるところだ。

 日本はプールBで3月9~13日にかけて、東京ドームを舞台に、韓国、オーストラリア、中国の予選通過国と対戦する。プール戦上位2か国が次のラウンドに進み、日本はキューバ、台湾、オランダ、イタリアが所属するプールAの上位チームと対戦。そこでも上位2位までに入れば、マイアミ・マーリンズの本拠地ローンデポ・パークで、準決勝・決勝に臨む。

 なんとか準決勝まで勝ち抜き、メジャーリーグの強豪が揃うドミニカやアメリカとの一戦を見たいものである。栗山英樹監督率いる侍ジャパンへ期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】第5回WBCの大会スケジュール&組み合わせが発表! 日本は3月9日から東京ドームで韓国、中国らと対戦へ 

【関連記事】元NPB助っ人バレンティンの“代表復帰”に母国紙も「大きな注目に値する」と感激! 「日本の伝説オウを抜いた男」

【関連記事】異次元の大谷翔平は最もチャンスに強く、ピンチにも強い! 二刀流が示したMLB史でも“稀有な”の真価
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号