現地時間７月19日、ロサンゼルス・エンジェルスに所属する大谷翔平は、ドジャー・スタジアムで行なわれたオールスターゲームにア・リーグの「１番・DH」でスタメン出場。第１打席で初球ヒットを放った。１回先頭打者の初球ヒットは史上３人目の快挙となった。

【動画】史上３人目の快挙を達成！大谷翔平がカーショウから放った一打をチェック

　有言実行してみせた。試合前のインタビューでは「First pitch, Full swing, That’s it（初球から狙います。ただそれだけです）」と英語で回答した大谷。初回の第１打席で、相手先発クレイトン・カーショウが投じた初球のストレートをフルスイングし、センター前に運ぶ。オールスター自身初安打を記録した。

　このオールスターで先頭打者が初球をヒットにするのは、長きにわたるメジャー史でも数少ない例だ。米野球専門局『Baseball Reference』は次のように報じている。

「ショウヘイ・オオタニは、オールスターゲームで先頭打者ヒットを記録したア・リーグ＆ナ・リーグ史上３番目の選手となった。彼はマイク・トラウト（2013）とカービー・パケット（1986）に続く快挙を成し遂げた」
  　シーズンでは、なかなか攻略できなかったカーショウから放った一打。初球から狙っていたのか問われると大谷は「初球からというか、全部振るつもりでいきました」とコメント。オールスター自身初安打の感触については「できればホームランか空振りが良かったのですが、一番渋いヒットになりましたね」と第１打席を振り返っている。

構成●THE DIGEST編集部

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