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ヤンキース捕手が大谷翔平と“日本語”で交流!メジャーリーガーも憧れの二刀流戦士に聞いた内容とは?

THE DIGEST編集部

2022.07.20

トレビーノ(左)は大谷(右)に日本語で質問を投げかけたと明かした。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースの捕手が、MLBのスターである大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との交流を図ったことを米紙『NEW YORK POST』の取材で嬉しそうに明かした。

 昨季アメリカン・リーグMVPというメジャーリーガーのなかでも一目置かれている大谷。そんなサムライと親交を深めようと、現地時間7月19日に行なわれたオールスター・ゲームの合間で、ここぞとばかりにホゼ・トレビーノ(ヤンキース)が話しかけたようだ。

「1番・DH」として出場した大谷は第1打席、ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウの初球をセンター前へ運び、出塁。だが、やや大きめのリードを取った28歳は、素早く投げ込んだ牽制球に反応が遅れ、まさかのアウトとなっていた。
【動画】手袋を忘れた大谷。カーショウの牽制でアウトとなったシーンをチェック

 トレビーノは「彼はふらっとベースから離れたら、(クレイトン・)カーショウが刺したんだ。かなり面白かったよ」と同紙にコメントを寄せた。そしてベンチへ引き上げてきた大谷に対して「『走ったり何かしようとしているとは思わなかったよ』と話したら、『袋の中に手袋を入れっぱなしにしていた』」と会話の中身を明かしたのだ。
 
 昨シーズンまでテキサス・レンジャーズでプレーしていたトレビーノ。有原航平の元同僚であるため、事前に有原に日本語でどういう風に言うか確認し、リストバンドにメモするという用意周到ぶりで大谷との会話に臨んでいた。

 そして「彼は凄い奴だから、『どういうプロテインを飲んでいるの?』と日本語で聞いたら、ショウヘイは『どうしてそんな言葉を知っているの?』と笑いながら聞き返してきた」とトレビーノは舞台裏を楽しそうに話した。

"二刀流"という偉業を容易にやってのける大谷に敬意を示したトレビーノは、「彼と会話をしてもっとよく知ろうと思った」と言い、「背番号99(アーロン・ジャッジ)を除き、彼はこのゲームで最高の選手の一人だからね」と慎重に言葉を選びながら憧れの眼差しを注いだ。

 今や絶大な人気を誇る大谷との交流を楽しんだ選手たち。リフレッシュした選手らの後半戦のパフォーマンスに大いに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部 

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