現地時間7月22日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれているアトランタ・ブレーブス戦に「1番・DH兼投手」で先発。6回無失点、被安打1、11奪三振を記録。ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「シーズン二桁勝利&二桁本塁打」の偉業達成に向け、好投を続けている。
オールスターブレイク明け初戦に満を持して"リアル二刀流"に臨んだ大谷。チームが、自身の登板日以外では13連敗という苦境にあるなかで、この日もマウンド上で躍動した。昨季のワールドシリーズ王者であるブレーブス打線だったが、初回から寄せ付けない。
1回にロナルド・アクーニャJr.とダンズビー・スワンソンから2者連続三振を奪って三者凡退と上々の立ち上がりを見せた大谷。2回は先頭打者の出塁も許しながらも、2死三塁で迎えたマーセル・オズーナを渡米後自己最速となる101.2マイル(約162.9キロ)の4シームで空振り三振に抑えてギアを少しずつ上げていく。3回には三者連続三振を記録した右腕は、相手打線の一回り目をわずか1安打で無失点としっかりと抑え込んだ。
味方打線が相手先発で、メジャー15年目のチャーリー・モートンに抑え込まれるなかで、大谷は淡々と投球し続ける。上位打線が回ってくる4回も三者凡退で切り抜けると、5回も1三振を含む三者凡退。
わずか58球で中盤までを投げ切り、完封ペースで出色のパフォーマンスを披露した大谷。6回には、オーランド・アルシアから三振を記録すると、これで日本人メジャーリーガーとしては1995年に野茂英雄氏が達成した4試合連続を超える、5試合連続二桁奪三振をマーク。結局、6回(71球)を投げ切って王者ブレーブス打線を寄せ付けなかった。
ちなみに球団史上最多の連続二桁奪三振記録は、1977年にノーラン・ライアンが達成した「7」。いまの大谷であれば、これも超えてしまうかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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オールスターブレイク明け初戦に満を持して"リアル二刀流"に臨んだ大谷。チームが、自身の登板日以外では13連敗という苦境にあるなかで、この日もマウンド上で躍動した。昨季のワールドシリーズ王者であるブレーブス打線だったが、初回から寄せ付けない。
1回にロナルド・アクーニャJr.とダンズビー・スワンソンから2者連続三振を奪って三者凡退と上々の立ち上がりを見せた大谷。2回は先頭打者の出塁も許しながらも、2死三塁で迎えたマーセル・オズーナを渡米後自己最速となる101.2マイル(約162.9キロ)の4シームで空振り三振に抑えてギアを少しずつ上げていく。3回には三者連続三振を記録した右腕は、相手打線の一回り目をわずか1安打で無失点としっかりと抑え込んだ。
味方打線が相手先発で、メジャー15年目のチャーリー・モートンに抑え込まれるなかで、大谷は淡々と投球し続ける。上位打線が回ってくる4回も三者凡退で切り抜けると、5回も1三振を含む三者凡退。
わずか58球で中盤までを投げ切り、完封ペースで出色のパフォーマンスを披露した大谷。6回には、オーランド・アルシアから三振を記録すると、これで日本人メジャーリーガーとしては1995年に野茂英雄氏が達成した4試合連続を超える、5試合連続二桁奪三振をマーク。結局、6回(71球)を投げ切って王者ブレーブス打線を寄せ付けなかった。
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