現地8月2日、メジャーリーグはトレード・デッドラインを迎え、例年通り、締め切り直前になって数々の大物が動く激しい1日となった。果たしてどの選手がどのチームへ移籍したのか、主な動きをまとめていこう。
※★印=今オフFA(オプション含む)
【ブレーブス】
●ライセル・イグレシアス(RP←エンジェルス)
●ジェイク・オドリッジ★(SP←アストロズ)
●ロビー・グロスマン★(OF←タイガース)
【メッツ】
●ダリン・ラフ(1B←ジャイアンツ)
●マイケル・ギブンス★(RP←カブス)
●タイラー・ネイクイン★(OF←レッズ)
●ダニエル・ボーゲルバック★(1B←パイレーツ)
【フィリーズ】
●ノア・シンダーガード★(SP←エンジェルス)
●デビッド・ロバートソン★(RP←カブス)
●ブランドン・マーシュ(OF←エンジェルス)
●エドマンド・ソーサ(SS←カーディナルス)
【ブルワーズ】
●タイラー・ロジャース(CL←パドレス)
●マット・ブッシュ(RP←レンジャーズ)
【カーディナルス】
●ジョーダン・モンゴメリー(SP←ヤンキース)
●ホゼ・キンターナ(SP←パイレーツ)
【ドジャース】
●ジョーイ・ギャロ★(OF←ヤンキース)
●クリス・マーティン★(RP←カブス)
【パドレス】
●ホアン・ソト(OF←ナショナルズ)
●ジョシュ・ヘイダー(RP←ブルワーズ)
●ジョシュ・ベル★(1B←ナショナルズ)
●ブランドン・デュルーリー(UT←レッズ)
今年の夏のトレード市場では、大谷翔平(エンジェルス)とホアン・ソト(ナショナルズ)の動向が最も注目を集めていた。大谷に関しては少なくとも今夏の移籍可能性は低いと言われていたが、ソトはナショナルズからの15年4億4400万ドル(約582億円)の延長契約を断ったことで、移籍確実とみられていた。
23歳の天才打者をめぐってはドジャース、カーディナルス、パドレスらが熱視線を送っていたが、最終的に争奪戦を制したのはパドレスだった。
元球界屈指の有望株投手マッケンジー・ゴア、俊足遊撃手のCJ・エイブラムス、外野手のロバート・ハッセルら複数のトップ・プロスペクトを含む計6名を放出し、トレードが成立。さらに、弱点の一塁にも大砲ジョシュ・ベルを加えることにも成功し、フルシーズンでは2006年以来のプレーオフ進出に向けて大きく前進した。
パドレスは1日にも球界屈指の守護神ジョシュ・ヘイダーも補強。ヘイダーは7月に入って異常なまでに調子を落としているが、本来の調子を取り戻せばこれも大きなグレードアップ。少なくとも現時点では「今夏のデッドライン・トレード最大の勝者」と言ってもいいだろう。
ソトの争奪戦に敗れたドジャースは、大谷獲得も狙っていたがこちらも頓挫。昨年、マックス・シャーザー(現メッツ)やトレイ・ターナーらを補強したことを思えばかなり小幅な補強にとどまっている。もっとも、現時点ですでに充実の戦力を誇っており、依然としてリーグ優勝最有力候補であることに変わりはない。
※★印=今オフFA(オプション含む)
【ブレーブス】
●ライセル・イグレシアス(RP←エンジェルス)
●ジェイク・オドリッジ★(SP←アストロズ)
●ロビー・グロスマン★(OF←タイガース)
【メッツ】
●ダリン・ラフ(1B←ジャイアンツ)
●マイケル・ギブンス★(RP←カブス)
●タイラー・ネイクイン★(OF←レッズ)
●ダニエル・ボーゲルバック★(1B←パイレーツ)
【フィリーズ】
●ノア・シンダーガード★(SP←エンジェルス)
●デビッド・ロバートソン★(RP←カブス)
●ブランドン・マーシュ(OF←エンジェルス)
●エドマンド・ソーサ(SS←カーディナルス)
【ブルワーズ】
●タイラー・ロジャース(CL←パドレス)
●マット・ブッシュ(RP←レンジャーズ)
【カーディナルス】
●ジョーダン・モンゴメリー(SP←ヤンキース)
●ホゼ・キンターナ(SP←パイレーツ)
【ドジャース】
●ジョーイ・ギャロ★(OF←ヤンキース)
●クリス・マーティン★(RP←カブス)
【パドレス】
●ホアン・ソト(OF←ナショナルズ)
●ジョシュ・ヘイダー(RP←ブルワーズ)
●ジョシュ・ベル★(1B←ナショナルズ)
●ブランドン・デュルーリー(UT←レッズ)
今年の夏のトレード市場では、大谷翔平(エンジェルス)とホアン・ソト(ナショナルズ)の動向が最も注目を集めていた。大谷に関しては少なくとも今夏の移籍可能性は低いと言われていたが、ソトはナショナルズからの15年4億4400万ドル(約582億円)の延長契約を断ったことで、移籍確実とみられていた。
23歳の天才打者をめぐってはドジャース、カーディナルス、パドレスらが熱視線を送っていたが、最終的に争奪戦を制したのはパドレスだった。
元球界屈指の有望株投手マッケンジー・ゴア、俊足遊撃手のCJ・エイブラムス、外野手のロバート・ハッセルら複数のトップ・プロスペクトを含む計6名を放出し、トレードが成立。さらに、弱点の一塁にも大砲ジョシュ・ベルを加えることにも成功し、フルシーズンでは2006年以来のプレーオフ進出に向けて大きく前進した。
パドレスは1日にも球界屈指の守護神ジョシュ・ヘイダーも補強。ヘイダーは7月に入って異常なまでに調子を落としているが、本来の調子を取り戻せばこれも大きなグレードアップ。少なくとも現時点では「今夏のデッドライン・トレード最大の勝者」と言ってもいいだろう。
ソトの争奪戦に敗れたドジャースは、大谷獲得も狙っていたがこちらも頓挫。昨年、マックス・シャーザー(現メッツ)やトレイ・ターナーらを補強したことを思えばかなり小幅な補強にとどまっている。もっとも、現時点ですでに充実の戦力を誇っており、依然としてリーグ優勝最有力候補であることに変わりはない。
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