日本球界を代表するエースが、キャリアを通しての大偉業を成し遂げた。
現地時間9月2日、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板。日米通算3000奪三振を達成した。
この登板の前まで、日米通算3000奪三振にあと「6」と迫っていたダルビッシュ。初回に3番のウィル・スミスから最初の三振をマークすると、そこから毎回の奪三振を続けると5回裏にその瞬間を迎える。
2人目に迎えた強打者コディ・ベリンジャーに対し、ファウルが3球続いた後の4球目、膝元に沈むスライダーをハーフスイング。これがストライクの判定となって6つ目の三振を奪った。これによって、日米両球界を経験した日本人では、野茂英雄以来2人目となる大記録をやってのけた。
なお、7回を投げ終えて降板するまで111球を投じ、2安打、無失点と好投したダルビッシュは三振も毎回9個を記録してチームの7対1での快勝に貢献。今季12勝目を手にした。
プロ入り18年、日米を跨いで打ち立てた金字塔だ。すでにメジャーでのキャリアも11シーズン目を迎えており、今季は白星も2014年以来となる2桁に乗せた。
ポストシーズン進出を目指すチームを牽引している背番号11の眩い軌跡には、現地メディアも賛辞を惜しまない。米サイト『THE COLD WIRE』は特集記事内で、ダルビッシュの高いクオリティーを称えた。
36歳のベテラン右腕について同メディアは、「ダルビッシュは日本でも優れたプロであり、アメリカでも活躍を続けてきた。2012 年にテキサス・レンジャーズと契約して以来、この才能ある右腕は10シーズンで安定した防御率を記録してきている」と指摘。さらに「彼は、高いレベルのピッチングでラインナップを支配するだけでなく、多くの三振を奪うことができる本当に堅実なスターターだ」と投球スタイルを評した。
そのうえで「世界最高の2つのリーグで繰り広げてきた彼のパフォーマンスにおいて、その数字が3000に到達するのは、彼の才能のレベルを物語っている」と強調。そして、「今年、彼はパドレスがポストシーズン進出に向かう原動力となっている」とした。
ここまでチームの勝ち頭として、最も頼れる存在であるダルビッシュ。シーズン終盤、重要な場面でさらに冴えわたる投球を見せてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間9月2日、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板。日米通算3000奪三振を達成した。
この登板の前まで、日米通算3000奪三振にあと「6」と迫っていたダルビッシュ。初回に3番のウィル・スミスから最初の三振をマークすると、そこから毎回の奪三振を続けると5回裏にその瞬間を迎える。
2人目に迎えた強打者コディ・ベリンジャーに対し、ファウルが3球続いた後の4球目、膝元に沈むスライダーをハーフスイング。これがストライクの判定となって6つ目の三振を奪った。これによって、日米両球界を経験した日本人では、野茂英雄以来2人目となる大記録をやってのけた。
なお、7回を投げ終えて降板するまで111球を投じ、2安打、無失点と好投したダルビッシュは三振も毎回9個を記録してチームの7対1での快勝に貢献。今季12勝目を手にした。
プロ入り18年、日米を跨いで打ち立てた金字塔だ。すでにメジャーでのキャリアも11シーズン目を迎えており、今季は白星も2014年以来となる2桁に乗せた。
ポストシーズン進出を目指すチームを牽引している背番号11の眩い軌跡には、現地メディアも賛辞を惜しまない。米サイト『THE COLD WIRE』は特集記事内で、ダルビッシュの高いクオリティーを称えた。
36歳のベテラン右腕について同メディアは、「ダルビッシュは日本でも優れたプロであり、アメリカでも活躍を続けてきた。2012 年にテキサス・レンジャーズと契約して以来、この才能ある右腕は10シーズンで安定した防御率を記録してきている」と指摘。さらに「彼は、高いレベルのピッチングでラインナップを支配するだけでなく、多くの三振を奪うことができる本当に堅実なスターターだ」と投球スタイルを評した。
そのうえで「世界最高の2つのリーグで繰り広げてきた彼のパフォーマンスにおいて、その数字が3000に到達するのは、彼の才能のレベルを物語っている」と強調。そして、「今年、彼はパドレスがポストシーズン進出に向かう原動力となっている」とした。
ここまでチームの勝ち頭として、最も頼れる存在であるダルビッシュ。シーズン終盤、重要な場面でさらに冴えわたる投球を見せてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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