現地時間9月6日、菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)は、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に4番手として救援登板。6回から2/3回11球を投げるも、チームが1点を追う場面で、痛恨の1失点を記録した。
【動画】「投げさせるべきではない」と批判の声も。1失点を喫した菊池をチェック
現在ワイルドカードでポストシーズン進出圏内につけるブルージェイズ。4.5ゲーム差でその座を狙うオリオールズとの直接対決だった。先月後半に先発ローテーションから外され中継ぎに回っていた菊池はここまでリリーフとして5試合(7.1イニング)を投げ、被安打8、5失点、7四死球、2被本塁打で防御率6.14と苦しんでいる。そんな31歳は、4対5と1点ビハインドの6回1死無塁の場面で、5回から1.1イニング(7球)を投げたアンソニー・バスから引き継いだ。
まず、ルーネッド・オドーアに対して外角低めに球を集めた。最後はスライダーで空振り三振を奪い、幸先の良いスタートを見せた。ところが続くホーヘイ・マテオに左中間への三塁打を許すと、セドリック・マリンズに右安打を許し1点を献上。この失点のダメージは大きく、結局チームは6対9で黒星を喫した。
ブルージェイズの地元紙『Tront Star』のマイク・ウィルナー記者は、「僕はこの継投は良いと思わない。バスは昨日投げていないうえ、僅か7球しか投げていない。彼を無駄遣いしている」と指摘したうえで、「キクチは1点差の場面で投げさせるべきではない」と辛辣な意見を述べた。
同紙のダグ・スミス記者も同様に、この継投に不満を抱いているようで、「1点差のゲームでバスが2回を投げるのではなく、キクチと交替させるのは思い切りがよすぎる。向こう見ずな行動だ」と怒りを綴った。
リリーフとしても、なかなか結果を残せていない菊池だが、終盤戦でベストなパフォーマンスを見せられるだろうか。ポストシーズンを進出をかけて戦うチームの行方とともに、彼の状態にも着目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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