プロ野球

「俺が打つ、俺が決める!」中田翔が“4番の意地”で19号決勝弾!巨人、CS出場圏まで1.5ゲーム差

THE DIGEST編集部

2022.09.09

第3打席で19号3ランを放ち、勝利に貢献した中田。写真:産経新聞社

 中田翔(巨人)が4番の仕事を全うした。

 9月8日、巨人-DeNA戦に「4番・一塁」でスタメン出場すると、5回の第3打席に逆転となる19号3ランを放った。これが決勝弾となり、チームを2連勝へと導いた。

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 前日の同カードで一発を披露していた33歳は、この日は2打席目まで二ゴロ、右飛と凡退。しかし、3対4と1点ビハインドの5回1死一、二塁のチャンスで打順が回ってくると、本領を発揮。2番手右腕・平田真吾の甘く入ったツーシームをフルスイングし、打球を左中間スタンドへと運んだ。

 2戦連続弾にDAZNの公式Twitterは、「俺が打つ、俺が決める!みなぎる気迫、これが4番」と賛辞を贈った。8回にDeNAに1点差に詰められた巨人だが、最後は頼れる守護神・大勢が抑えた。
 
 試合後、お立ち台に立った中田は「若干詰まっていたので、もう行ってくれと願いながら走っていました」とホームランを振り返った。そして「勝つことだけに、必死こいてやっているので、もっともっと勝っていけるように、ファンの皆さんを喜ばせられるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 同ゲームを制し、クライマックスシリーズ出場圏の3位の阪神まで1.5ゲーム差に縮めた。そんなチームについて主砲は「雰囲気は凄く良いですし、毎日負けられない戦いが続いていますけど、みんなで元気よくやっていきたいと思います」と語った。

 1試合の結果が順位を左右する終盤戦。中田は20本塁打の大台に乗せられるだろうか。主砲の快進撃に期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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