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菊池雄星、2回2失点で防御率は自己ワーストの「5.46」。レンジャーズ強打者に一発浴び、米識者からは「ほぼ想定どおり」と呆れた声も

THE DIGEST編集部

2022.09.12

リリーフとして7試合目の登板を果たした菊池は、1被本塁打、2失点を喫した。(C)Getty Images

リリーフとして7試合目の登板を果たした菊池は、1被本塁打、2失点を喫した。(C)Getty Images

 現地時間9月11日、敵地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に3番手として救援登板した菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)は、2回0/3を投げ、被安打4、被本塁打1、2失点を喫した。

 先月後半に先発ローテーションから外され、中継ぎに回っていた31歳は、2回2死一塁の場面でマウンドに上がった。2020年ワールドシリーズMVPのコリー・シーガーを一ゴロに打ち取り、幸先の良いスタートを切ったはずだった。

 だが、3回先頭打者にヒットを許すと、続くアドリス・ガルシアに甘く入った95マイル(約152.9キロ)をレフトスタンドへ軽々と運ばれた。その後3者連続で三振を奪い、吹っ切れたようにも思えたが、4回2死二塁から三盗を決められると、シーガーにストレートの四球、続く打者に内野安打を許し、満塁としたところでベンチに下がった。

【動画】「ほぼ想定どおりの結果」ガルシアに一発を浴びた菊池の姿をチェック

 9月は登板した全3試合で失点し、今季の防御率は5.46(自己ワーストタイ)とした。リリーフとして出場した7試合(10イニング)を見れば、被安打14、8失点、8四死球、3被本塁打で防御率7.20と悲惨な結果だ。
 
 そんなサムライ左腕の投球に現地メディアは悲鳴をあげている。カナダラジオ局『Sportsnet 590 The Fan』で司会を務めるショアイブ・アリ氏は、「アドリス・ガルシア対ユウセイ・キクチは、ほぼ想定どおりの結果だった」と半ば呆れた様子だ。また地元紙『Toronto Sun』のロブ・ロングリー記者は、「ユウセイ・キクチは贈り物に最適だ」と辛辣なコメントをしている。

 3年3600万ドル(約48億円)で今季からブルージェイズに加入したが、先発としてもリリーフとしても期待に応えられず苦しむ菊池。現地では酷評が目立つが、再び躍動する姿を期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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