球史に残る金字塔は、ロサンゼルスで達成された。
現地時間9月23日に敵地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦に「2番・DH」で先発したアルバート・プーホルス(セントルイス・カーディナルス)は、史上4人目となる通算700本塁打を達成した。
42歳の大ベテランがついに歴史の扉をこじ開けた。昨季に所属した古巣の球場で万雷の拍手で迎えられたプーホルスがまず魅せ場を作ったのは、3回の第2打席だ。1死一塁の局面で相手左腕のアンドリュー・ヒーニーと対峙すると、カウント1-2と追い込まれてから投じられたど真ん中へ甘く入った4シームをジャストミート。快心の当たりで打ちあがった打球は、レフトスタンド中段に着弾。これで通算の本塁打数を「699」とした。
「もしかすると今日に歴史的な瞬間が見られるかもしれない」
そんな空気がドジャースタジアムにも漂うなか、ベテランはその期待に応えてみせる。今度は4回に2死一、二塁の局面で打席に立つと、相手2番手フィリップ・ピックフォードから打った瞬間にそれと分かる打球を放ったのである。これがふたたびレフトスタンドの中段に飛び込んだ。
MLBで700号を放つのは、バリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブ・ルースに続く史上4人目の快挙。それだけに球場全体は熱狂に包まれ、相手外野手のムーキー・ベッツらが拍手を送った。
怒涛の“連打”で達成された大記録には、現地メディアからも驚きと賛辞が送られている。米放送局『FOX Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「スイング、観衆、すべてが完璧だ。特別な瞬間を可能な限り特別なものにしてくれたドジャースファンとドジャースタジアムを讃えよう」と絶賛。MLB公式サイトのイーサン・サンズ記者は「我々は歴史を見ているぞ」と褒めちぎった。
最高のシチュエーションでMLBの歴史に残る本塁打を放ったプーホルス。その打棒は永遠に語り継がれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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42歳の大ベテランがついに歴史の扉をこじ開けた。昨季に所属した古巣の球場で万雷の拍手で迎えられたプーホルスがまず魅せ場を作ったのは、3回の第2打席だ。1死一塁の局面で相手左腕のアンドリュー・ヒーニーと対峙すると、カウント1-2と追い込まれてから投じられたど真ん中へ甘く入った4シームをジャストミート。快心の当たりで打ちあがった打球は、レフトスタンド中段に着弾。これで通算の本塁打数を「699」とした。
「もしかすると今日に歴史的な瞬間が見られるかもしれない」
そんな空気がドジャースタジアムにも漂うなか、ベテランはその期待に応えてみせる。今度は4回に2死一、二塁の局面で打席に立つと、相手2番手フィリップ・ピックフォードから打った瞬間にそれと分かる打球を放ったのである。これがふたたびレフトスタンドの中段に飛び込んだ。
MLBで700号を放つのは、バリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブ・ルースに続く史上4人目の快挙。それだけに球場全体は熱狂に包まれ、相手外野手のムーキー・ベッツらが拍手を送った。
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最高のシチュエーションでMLBの歴史に残る本塁打を放ったプーホルス。その打棒は永遠に語り継がれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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