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大谷翔平“W規定到達”も「今日で終わってしまうのは不本意」と悔しさあらわ。今季の偉業の数々に何と答えた?

THE DIGEST編集部

2022.10.06

“二刀流”大谷は投打ともに規定数を超える快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

“二刀流”大谷は投打ともに規定数を超える快挙を成し遂げた。(C)Getty Images

 今季も非凡な才能を示した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。だが、本人は決して満足していないようだ。

 現地時間10月5日、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックスとの今季最終戦に「3番・投手兼DH」で出場した大谷は、5回を投げ被安打1、1失点、6奪三振、1四球で降板。初回を終えた時点で、今季の規定投球回に達し、投打の‟ダブル規定到達”という史上初の金字塔を打ち立てた。

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 試合後に「‟ダブル規定到達”のこだわりがあったのか」問われた大谷は、「本来こだわりはないですが、やってみないと分からない。ひとつずつやっていくことに対しての規定に2つ(投打)やっている段階でのるかどうか。自分として目指す数字なのかどうかが、やってみないと分からない。それが分かったので良かった」とコメントするにとどまった。

 シーズン前には去年の成績が基準になると話していた28歳。それもあって「個人的に全体的には良かったかなと思います」と述べたたうえで、来季以降に向けた新たな目標を語った。

「今日で終わってしまうというのは、不本意なところではある。本来ならここからスタートというか、本番くらいの感じでいければもちろんいい。それを目指して来年頑張りたい」
 
 今季は記録ずくめのシーズンで、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」や「30本塁打&200奪三振」といった二刀流スターぶりを遺憾なく発揮。ただ大谷は印象に残っていることは「すぐにはないですかね」と答えたうえで、「もう前のことは忘れてしまいましたから(笑)」と並外れた才能を持つ彼らしい言葉を口にした。

 一足早くシーズンを終えた大谷。早くも背番号17は、来季を見据えているようだ。 

構成●THE DIGEST編集部

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