現地10月12日に行なわれたロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの一戦で、ボール判定を巡り波紋を広げる場面があった。
ナショナル・リーグ地区シリーズ第2戦となったこの日、パドレスの先発ダルビッシュ有は古巣ドジャースに6回0/3を投げ、被安打7、3失点、7奪三振をマーク。味方の援護もあり、ポストシーズン2勝目を挙げた。
問題のシーンは、1対1の同点とした2回マックス・マンシーの打席だ。2球で2ストライクに追い込んだ右腕は、3球目、インコース高めにカーブを投げ込んだ。三振を奪ったように見えた渾身のボールだった、球審は「ボール」と判定。これには本人も困惑した表情を浮かべながら、マウンドから球審にどう外れたかを確認した。
【動画】3球三振…じゃない!? ダルビッシュも困惑した"疑惑"の判定をチェック
この判定で事なきを得たマンシーは、この後7球目外角高めのスライダーを右翼席へ運んだ。誤審が生んだ不運な一発に現地メディアからも「残酷な判定」と非難轟々。小さくない物議を醸したのだ。
それでも打線の援護もあり白星を飾ったダルビッシュは、いたって冷静だ。試合後「ストライクだと僕も思いました」と振り返ったうえで、「でも今日勝てたので気にしてない」と英語で回答した。
懐の深さを披露した36歳。世界一を目指すパドレスのエースの一挙手一投足に引き続き注目が集まることだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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この判定で事なきを得たマンシーは、この後7球目外角高めのスライダーを右翼席へ運んだ。誤審が生んだ不運な一発に現地メディアからも「残酷な判定」と非難轟々。小さくない物議を醸したのだ。
それでも打線の援護もあり白星を飾ったダルビッシュは、いたって冷静だ。試合後「ストライクだと僕も思いました」と振り返ったうえで、「でも今日勝てたので気にしてない」と英語で回答した。
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構成●THE DIGEST編集部
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