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デグロムの流出で大谷翔平獲り!? NY局がメッツの大胆補強策を提唱!「大きな方向転換を魅力的に感じる」

THE DIGEST編集部

2022.10.14

メッツの大エースであるデグロム(左)。彼の去就は大谷(右)の動向にも関係する(!?)(C)Getty Images

メッツの大エースであるデグロム(左)。彼の去就は大谷(右)の動向にも関係する(!?)(C)Getty Images

 メジャーリーグは10月8日からポストシーズンが開幕。連日のように熱戦が繰り広げられている。一方で惜しくも敗れたチームは、水面下で来季に向けた動きを見せ始めている。

 毎オフのように大物が動くメジャーのストーブリーグ。無論、今冬もスターの動きに熱視線が送られているのだが、そうしたなかでニューヨークの放送局『SNY』は「メッツの注目すべきオフシーズンのストーリーTOP5」と銘打った記事を掲載。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)獲得の可能性を訴えた。

 来季に37年ぶりのワールドチャンピオンを目指すメッツにとって、今オフの懸案事項は、ずばりエースの去就だ。2019年に5年総額1億3750万ドル(約202億円)の大型契約を結んだジェイコブ・デグロムが、今オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているため、退団する可能性が少なくないのだ。

 仮に残留しても来季年俸は3050万ドル(約44億9500万円)と決して安くはない。そこであえて流出阻止に固執せず、「新たな補強策」として狙うべきとされたのが、大谷の獲得だ。
 
 今月1日にエンジェルスと年俸3000万ドル(約43億4000万円)で合意した二刀流戦士を獲得するためには、当然ながら相応の“対価”が必要となる。だが、『SNY』は「もしデグロムと契約できず、オオタニと長期契約を結べるという感覚を得た場合、メッツはこの大きな方向転換を魅力的に感じるだろう」と指摘。そのうえで、次のように今冬の動きを予想している。

「メッツはオオタニがFAとなることを願い、1年間待つこともできる。ただ、トレードを成功させ、直後に延長契約を結ぶと考えられる。とにかく見てみよう」

 もっとも、現在エンジェルスは身売りの真っ只中。ペリー・ミナシアンGMが「ここに長くいてくれれば、これほど嬉しいことはない」と語る通り、新チームでも“球団の顔”となる大谷をトレードで放出する可能性は低い。そのため『SNY』も「このオフ、野球界の目はエンジェルスに向けられる」と断言している。

 球界屈指の話題性を誇る大谷。ニューヨークのメディアが、実現性はさておき、大胆な補強策を打ち出すほど、米球界における彼の存在感は増していると言ってよさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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