専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

PS2戦で7三振のまさかの大不振のジャッジ。しかし、敵将フランコーナは警戒を緩めず「あまりに危険な存在だ」

THE DIGEST編集部

2022.10.15

レギュラーシーズンの活躍が嘘のように大不振を極めるジャッジ。はたして快音はいつ聞かれるのだろうか。(C) Getty Images

レギュラーシーズンの活躍が嘘のように大不振を極めるジャッジ。はたして快音はいつ聞かれるのだろうか。(C) Getty Images

 不振に陥っているニューヨーク・ヤンキースの主砲に対戦チームの指揮官は警戒心を決して緩めない。

 現地時間10月14日、ヤンキースとクリーブランド・ガーディアンズのアメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦がヤンキー・スタジアムで行なわれ、延長10回の末、ガーディアンズが4対2で勝利。シリーズ戦績を1勝1敗のタイとした。続く第3戦は15日にプログレッシブ・フィールドで行なわれる。
 
 この第2戦では、ア・リーグ新記録の62本塁打を記録したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が5打数無安打4三振と苦戦し、11日の第1戦と合わせて8打数無安打7三振。歴史的な活躍を見せたレギュラーシーズンから一転、快音が聞かれない背番号99に対しては、地元ファンからブーイングが起こる場面もあった。

 試合後に掲載されたMLB公式サイトの記事によると、ガーディアンズの指揮を執るテリー・フランコーナ監督は、“ジャッジ封じ”のプランについて問われた際、「もしそれがあったとしても、共有しようとは思わない。あまり意味のないことだ」と回答。具体的な内容に触れず、改めて怪物スラッガーへの警戒心を示している。

 さらに、「シリーズをうまく乗り切るまでは、ここで立ち上がって胸を張ろうとは誰も思わないだろう」と真剣な表情で続ければ、「彼(ジャッジ)はあまりにも危険な存在だ。我々はそれを分かっている」と強調。何よりも結果が求められるポストシーズンとあり、やはり指揮官に一切の油断はなさそうだ。

 連日のように激しい争いが繰り広げられているメジャー・リーグだが、果たして今季はどのチームがポストシーズンを勝ち抜いていくのだろうか。今後も世界一へ向けた熱戦から目が離せない。 

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】本拠地ファンはブーイング! PS2戦で7三振のジャッジ、「もっといいプレーをしなければ」と猛省

【関連記事】屈辱の7三振で“不名誉記録”も樹立。怪物ジャッジの大不振へのヤンキース・ファンの罵声には疑問の声「本気か?」

【関連記事】米老舗誌のMVPにジャッジが堂々の選出! “大差”で敗れた大谷翔平にはTOP3にすら入れない記者も「打ち負かした」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号