これぞオクトーバー・ベースボールという試合が展開している。メジャーリーグは現地時間10月15日、地区シリーズが4試合行われ、ア・リーグではアストロズ、ナ・リーグではフィリーズとパドレスがリーグ優勝決定シリーズへと駒を進めた。
3勝0敗でマリナーズを下したアストロズだが、試合時間は6時間超えの大熱戦。延長18回の末に1対0というのも話題を呼んだとはいえ、下馬評通りその強さを発揮した。一方でナ・リーグは、まさに“番狂わせ”の両チームが大健闘を見せつけている。
パドレスはワイルドカード5位、フィリーズは6位とプレーオフ進出ギリギリのところからスタートしたが、それぞれメッツとカーディナルスをワイルドカード・シリーズで下すと、シード1位のドジャース、2位のブレーブスと対戦した。
ともに同地区対決となったが、レギュラーシーズンの成績はドジャースが111勝でパドレス89勝の「22勝差」、直接対決もドジャースの15勝4敗で全カード勝ち越しと圧勝していた。一方、ブレーブスは101勝、フィリーズ87勝でこちらは「14勝差」。対戦成績もブレーブスの11勝8敗でリードしており、オッズサイトを見ても上位チームが盤石という見方が強かった。しかしふたを開けて見れば、驚きの展開が続いていくことになる。
初戦からサプライズを起こしたのがフィリーズだ。ブレーブスのエース左腕マックス・フリードを早々に攻略して5回までに7得点を挙げると、最後は昨季王者に反撃にあいながらも7対6で勝利。第2戦は完封負けを喫したが、第3戦は12年間プレーオフに飢えていた本拠地ファンの大声援が後押しする。3回にリース・ホスキンスの3ラン、ブライス・ハーパーの2ランが飛び出し一挙6得点。9対1で王手をかけた。
そして15日の第4戦も打線の勢いが止まらない。夏のトレードでエンジェルスから加入したブランドン・マーシュが先制3ラン、JT・リアルミュートがランニング弾、ハーパーの地区シリーズ3本目の一発で8得点を挙げて8対3で勝利。3勝1敗でシリーズを突破した。レギュラーシーズン「14勝差」のアップセットは史上5位タイの番狂わせで、フィラデルフィアのファンも大熱狂していた。
3勝0敗でマリナーズを下したアストロズだが、試合時間は6時間超えの大熱戦。延長18回の末に1対0というのも話題を呼んだとはいえ、下馬評通りその強さを発揮した。一方でナ・リーグは、まさに“番狂わせ”の両チームが大健闘を見せつけている。
パドレスはワイルドカード5位、フィリーズは6位とプレーオフ進出ギリギリのところからスタートしたが、それぞれメッツとカーディナルスをワイルドカード・シリーズで下すと、シード1位のドジャース、2位のブレーブスと対戦した。
ともに同地区対決となったが、レギュラーシーズンの成績はドジャースが111勝でパドレス89勝の「22勝差」、直接対決もドジャースの15勝4敗で全カード勝ち越しと圧勝していた。一方、ブレーブスは101勝、フィリーズ87勝でこちらは「14勝差」。対戦成績もブレーブスの11勝8敗でリードしており、オッズサイトを見ても上位チームが盤石という見方が強かった。しかしふたを開けて見れば、驚きの展開が続いていくことになる。
初戦からサプライズを起こしたのがフィリーズだ。ブレーブスのエース左腕マックス・フリードを早々に攻略して5回までに7得点を挙げると、最後は昨季王者に反撃にあいながらも7対6で勝利。第2戦は完封負けを喫したが、第3戦は12年間プレーオフに飢えていた本拠地ファンの大声援が後押しする。3回にリース・ホスキンスの3ラン、ブライス・ハーパーの2ランが飛び出し一挙6得点。9対1で王手をかけた。
そして15日の第4戦も打線の勢いが止まらない。夏のトレードでエンジェルスから加入したブランドン・マーシュが先制3ラン、JT・リアルミュートがランニング弾、ハーパーの地区シリーズ3本目の一発で8得点を挙げて8対3で勝利。3勝1敗でシリーズを突破した。レギュラーシーズン「14勝差」のアップセットは史上5位タイの番狂わせで、フィラデルフィアのファンも大熱狂していた。