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ダルビッシュ有、7回7奪三振の好投も援護なく黒星。ハーパー、シュワーバーの強打者にソロ2被弾に泣く

THE DIGEST編集部

2022.10.19

好投を披露するも、2発のホームランを浴びたダルビッシュ。(C)Getty Images

 現地時間10月18日、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は、フィラデルフィア・フィリーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で登板。7回(95球)、被安打3、7奪三振と好投も、打線の援護はなくソロ本塁打を2本浴びたのが痛かった。チームは0対2で黒星を喫した。

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 今ポストシーズンはここまで2戦2勝、防御率3.00とチームに勢いをもたらしている36歳がこの日マウンドへ送られた。初回、先頭のカイル・シュワーバーに四球を与え、さらにワイルドピッチの間に二塁へ走られ無死二塁のピンチを招いた。それでも続く打者を中飛、三ゴロで打ち取ると、主砲ブライス・ハーパーの強烈な打球はセカンドの好プレーに助けられ、無失点に切り抜けた。

 2回、3回は本来の強さを発揮した右腕。4回ハーパーにソロ本塁打を浴びたものの、その後はきっちりと抑え、5回は三者凡退に仕留めた。6回に先頭のカイル・シュワーバーに右翼スタンドへ運ばれ2点目を献上するも、7回は3人できっちり終わらせ降板した。
 
 だがパドレス打線は、相手先発のザック・ウィーラーを攻略できず。9回には四球、エラーで1死一、二塁と逆転のチャンスを作るも、最後は右飛、空振り三振で試合終了となった。

 1998年以来24年ぶり3度目のワールドシリーズ進出を目指すパドレス。初戦を落としたものの、勝負の行方はまだまだわからない。ダルビッシュを擁する同チームの今後の戦いぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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