2022年も投打にわたり圧巻のパフォーマンスを見せつけたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。10月18日には日本に帰国し、記者会見を行なったが、ここでの発言に米国の一部マスコミが反応し、大谷はトレードを希望していると報じられた、
大谷はエンジェルスと1年契約を結んではいるが、すでにトレードの話題が出ているのは、各チームが大谷獲得に目を光らせているからであろう。
【動画】2HR&8打点の翌日に自己最多13K。大谷翔平の"神ピッチ"を振り返る
その際たる球団の一つがニューヨーク・メッツだ。メッツは今季ナ・リーグ2位でプレーオフに進出したが、サンディエゴ・パドレスに敗退し、来季に37年ぶりのワールドチャンピオンを目指す方向だ。しかしながら、メッツにとっての今オフの懸案事項は、サイ・ヤング賞を二度受賞したことのあるエースのジェイコブ・デグロムの去就だ。デグロムは2019年にメッツと5年総額1億3750万ドル(約202億円)の大型契約を結んだが、今オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているため、彼を引き留められない可能性も十分に考えられる。
その場合、強力なプランとして、浮上して来るのが大谷の獲得だ。メッツのGM、ビリー・エプラー氏はロサンゼルス・エンジェルスの元GMで、最初に大谷を日本から呼び寄せ、2018年シーズン前にエンジェルスと契約させた人物だ。
大谷のメッツへのトレードに関しては、米メディア、特にメッツサイドのメディアには賛否両論が挙がっている。
ニューヨークのスポーツメディア『Empire Sports Media』のライアン・モラン記者は「オオタニを積極的に獲得すれば、控えめに言っても、ニューヨーク・メッツのこのオフシーズンは衝撃的なものになるだろう。現時点では不確定だが、エンジェルスがオオタニのトレードにOKを出した場合、メッツがトレード交渉に入るのは賢明な判断だろう」と、今オフでの大谷獲得に積極的な意見を展開している。
一方、同じく、メッツメディアの『Inside The Mets』のパット・ラガッツォ記者は、「デグロムがニューヨークを去ることになれば、対話が盛り上がる可能性はあるが、メッツとエンジェルスの間でオオタニをトレードする可能性は今のところ低そうだ」と消極的な意見を示しており、さらに「デグロムが残ろうと消えようと、メッツはシーズン終了後のオオタニの自由契約を待つか、彼の値札が下がったデッドラインで獲得しようとするのが賢明だろう。もう1年待つ方がより理にかなっているのである」と述べている。
契約上では、あと1年はエンジェルスでプレーすることになっている大谷、しかし、エンジェルスの今後次第では、トレードという可能性も残されている。来季、エンジェルスがどこまで這い上がれるか、そして大谷の新たな1年に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「完全に非常識だ!」史上初W規定達成の大谷翔平に米データ社も驚愕!!「歴史上誰にも負けないシーズンを送った」
【関連記事】強調された大谷翔平の"究極の価値"。MLB通算216勝の剛腕シリングが訴え!「ジャッジが61本打っても、オオタニがMVP」
【関連記事】「今年はジャッジだ」と断言! 敏腕GMが白熱のMVP争いで大谷翔平を「ほとんど失格」とする理由は?
大谷はエンジェルスと1年契約を結んではいるが、すでにトレードの話題が出ているのは、各チームが大谷獲得に目を光らせているからであろう。
【動画】2HR&8打点の翌日に自己最多13K。大谷翔平の"神ピッチ"を振り返る
その際たる球団の一つがニューヨーク・メッツだ。メッツは今季ナ・リーグ2位でプレーオフに進出したが、サンディエゴ・パドレスに敗退し、来季に37年ぶりのワールドチャンピオンを目指す方向だ。しかしながら、メッツにとっての今オフの懸案事項は、サイ・ヤング賞を二度受賞したことのあるエースのジェイコブ・デグロムの去就だ。デグロムは2019年にメッツと5年総額1億3750万ドル(約202億円)の大型契約を結んだが、今オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているため、彼を引き留められない可能性も十分に考えられる。
その場合、強力なプランとして、浮上して来るのが大谷の獲得だ。メッツのGM、ビリー・エプラー氏はロサンゼルス・エンジェルスの元GMで、最初に大谷を日本から呼び寄せ、2018年シーズン前にエンジェルスと契約させた人物だ。
大谷のメッツへのトレードに関しては、米メディア、特にメッツサイドのメディアには賛否両論が挙がっている。
ニューヨークのスポーツメディア『Empire Sports Media』のライアン・モラン記者は「オオタニを積極的に獲得すれば、控えめに言っても、ニューヨーク・メッツのこのオフシーズンは衝撃的なものになるだろう。現時点では不確定だが、エンジェルスがオオタニのトレードにOKを出した場合、メッツがトレード交渉に入るのは賢明な判断だろう」と、今オフでの大谷獲得に積極的な意見を展開している。
一方、同じく、メッツメディアの『Inside The Mets』のパット・ラガッツォ記者は、「デグロムがニューヨークを去ることになれば、対話が盛り上がる可能性はあるが、メッツとエンジェルスの間でオオタニをトレードする可能性は今のところ低そうだ」と消極的な意見を示しており、さらに「デグロムが残ろうと消えようと、メッツはシーズン終了後のオオタニの自由契約を待つか、彼の値札が下がったデッドラインで獲得しようとするのが賢明だろう。もう1年待つ方がより理にかなっているのである」と述べている。
契約上では、あと1年はエンジェルスでプレーすることになっている大谷、しかし、エンジェルスの今後次第では、トレードという可能性も残されている。来季、エンジェルスがどこまで這い上がれるか、そして大谷の新たな1年に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「完全に非常識だ!」史上初W規定達成の大谷翔平に米データ社も驚愕!!「歴史上誰にも負けないシーズンを送った」
【関連記事】強調された大谷翔平の"究極の価値"。MLB通算216勝の剛腕シリングが訴え!「ジャッジが61本打っても、オオタニがMVP」
【関連記事】「今年はジャッジだ」と断言! 敏腕GMが白熱のMVP争いで大谷翔平を「ほとんど失格」とする理由は?