10月22日、日本シリーズ・ヤクルト対オリックスの第１戦が神宮球場で行なわれた。初回オスナの左翼線に放った２点適時打で先制したヤクルト。だがオリックスも負けじと２回連打で２対２の同点に戻した。

　だが、その後ヤクルトの２本のアーチがオリックスにとっては痛かったようだ。３回山本由伸は先頭の塩見泰隆を３球で追い込んだ。だが続く４球目、153キロのストレートを投げ込むと、塩見はこれに反応。打球を左中間スタンドへと運んだ。さらに４回は山本の高めのボールを今度はオスナが捉えた。打った瞬間それと分かる一発で、ヤクルトは４対２と突き放した。

　８回にT-岡田の適時打でオリックスに１点差に詰めよられたヤクルトだが、直後に22歳の三冠王・村上宗隆が外角フォークボールを救い上げ、ド派手なアーチで再び２点差に突き放し、ダメ押しの一発とした。
  　９回にマウンドに上がったマクガフ（ヤクルト）は１死一、二塁のピンチを招いたものの、最後は杉本裕太郎を空振り、頓宮裕真を見逃し三振に仕留め、２年連続の頂点を目指すヤクルトが５対３で制した。

　昨年と同カードとなった日本シリーズ。第２戦は、23日18時から開始される。

構成●THE DIGEST編集部

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