10月20日のドラフト会議で日本ハムに３位で“サプライズ指名”を受けた加藤豪将（ニューヨーク・メッツ傘下３A）は、21日に自身のTwitterを更新し、「この度は日本ハムファイターズに指名していただき、とともに、とても光栄に思います」とコメント。そして、今後の意向について冷静に記した。

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「ただし現時点、私はニューヨーク・メッツと契約をしていますので、今後の事に関しては周囲と相談し、しっかり考えたいと思います」

　メジャーリーガーがNPBドラフトを経て日本球界入りした前例は、マック鈴木（オリックス）、マイケル中村（日本ハム）、多田野数人（日本ハム）の３人。だが新庄剛志監督は躊躇なく“逆輸入”の選択をしたのだ。
  　米国生まれながら両親が日本人の加藤は、2013年のドラフト２巡目でニューヨーク・ヤンキースに指名。マイナーで野球のスキルを磨いた彼は、今季ようやくトロント・ブルージェイズで夢の舞台に立ったものの、出場機会に恵まれず８試合、打率.143に留まった。

　果たして内外野を守れるユーティリティープレーヤーである28歳は、どの様な決断を下すだろうか。“異例”の指名を受けた加藤の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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