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「まさに光り輝いていた」と再敬礼! MLB公式が上原浩治を「PSでベストパフォーマンスをした選手」に選出

THE DIGEST編集部

2022.10.25

レッドソックスで世界一を経験した上原氏はMLBが特集する「ベストパフォーマンスをした選手」のひとりに選ばれた。(C)Getty Images

 かつて巨人やボストン・レッドソックスなどで活躍し、現在は野球解説者を務める上原浩治氏。不動のクローザーとして世界一に貢献した2013年の"驚異的なパフォーマンス"が、ふたたび脚光を集めている。

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 現地時間10月24日、MLB公式サイトは、「ポストシーズンでベストパフォーマンスをした選手たち」との特集を掲載。記事内では、1978年のレジー・ジャクソン氏(当時ニューヨーク・ヤンキース)、02年のバリー・ボンズ氏(サンフランシスコ・ジャイアンツ)など、錚々たる選手の歴史的な活躍がプレーバックされるなか、その一人として13年の上原氏も選出された。

 この年、レッドソックス加入1年目だった上原氏は、レギュラーシーズン73登板で4勝1敗、13ホールド、21セーブ、防御率1.09と好成績をマーク。さらに、その勢いは、ポストシーズンに入っても衰えることはなく、同サイトも「レギュラーシーズン中、ほぼアンタッチャブルな存在だったウエハラは、10月に入っても右肩上がりを続けていった」と振り返っている。
 
 また「ポストシーズンの成績は、レギュラーシーズンよりもさらに圧倒的なものだった」と続けると、13登板で7セーブ、16奪三振、無四球、防御率0.66、WHIP0.51、被打率.152といった好スタッツを紹介。セントルイス・カーディナルスとのワールドシリーズ第4戦を、ポストシーズン初のけん制死で締めたシーンについても、「忘れてはならない」と記述した。

 加えて同サイトは、「デトロイト・タイガースと対戦した(優勝決定シリーズ)6試合のうち、ウエハラは5試合で起用された」と伝え、「彼らのスターリリーバーは、まさに光り輝いていた」と称賛のコメントを列挙。同シリーズで3セーブを挙げ、日本人初のリーグ優勝決定シリーズMVPに輝いた上原氏の守護神ぶりは、今もなお強く印象に残っているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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