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MLB

ジャッジの不振でヤンキースは痛恨の4連敗で今季終了。「オオタニがMVPではないと言うけど、ALCSの勝利数は同じ」と皮肉も

THE DIGEST編集部

2022.10.24

今季ポストシーズン9試合に出場するも打率.139に苦しんだジャッジ。(C)Getty Images

今季ポストシーズン9試合に出場するも打率.139に苦しんだジャッジ。(C)Getty Images

 現地時間10月23日に行なわれたアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)の第4戦でニューヨーク・ヤンキースはヒューストン・アストロズに5対6で敗戦。同シリーズで1勝もできぬまま今季終了を迎えた。

【動画】ヤンキースの主砲が打撃不振に…。最後の打者となったジャッジをチェック

 勝負弱さを露呈してしまったヤンキース。この屈辱的な敗戦の一因として挙げられるのは、今季のレギュラーシーズンでアメリカン・リーグ最多本塁打記録を更新する62発を放ったアーロン・ジャッジのポストシーズンでの不振だろう。

 この日も4打数無安打、1四球と快音を響かせられなかったジャッジ。このポストシーズンではトータル36打数5安打、2本塁打、3打点、15三振で、打率.139、出塁率.184、長打率.306とチームの期待に応えられなかったのだ。
 
 シーズン終盤からSNSでは、ジャッジと“二刀流スター”大谷翔平(ロサンゼルス・エクスペリエンス)を巡り、MVP論争を繰り広げられた。そのなかでポストシーズン進出すら叶わなかったエンジェルスの成績をふまえ、チームを地区優勝とポストシーズンに導いたジャッジの方が「優位」という見方がされていただけに、残念な結果だったようだ。

 そんなファンの気持ちを代弁するかのように、米ポッドキャスト番組『FantasyPros』でパーソナリティーを務めるライアン・ウォーメリ氏は、試合後に自身のTwitterで「ショウヘイ・オオタニがMVPではないと言うけど、彼のチームとアーロン・ジャッジのチームのALCSの勝利数は同じだ」と皮肉を綴った。

 すでにMVPの投票は終わっているが、果たしてジャッジのポストシーズン成績は有権者にどう映っただろうか…。

構成●THE DIGEST編集部

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