今オフ、MLBに挑戦する意思を示す日本最強右腕にミネソタ・ツインズの専門サイトが興味を示す。

　10月15日に海外フリーエージェント権を行使することを表明したソフトバンクの千賀滉大は、今季チームトップの11勝を飾り、防御率もパ・リーグ２位の1.94をマーク。チームは惜しくも日本シリーズ進出は逃したものの、その圧巻のパフォーマンスには米メディアも期待を寄せているようだ。

　ツインズの情報を扱う専門メディア『Twins Daily』は、今回「ツインズがターゲットとする可能性のある15人のFA先発投手」と題した記事を掲載した。

　まず「ツインズは今オフ、最高のFA先発投手の獲得を狙うだろう」と想定し、「最も可能性があるターゲット」と15人の名前を綴った。そのリストの４番目には「コウダイ・センガ」とサムライをピックアップした。
  　そこには「報道によれば、日本球界のスター投手の一人が契約破棄の方向に進んでおり、メジャー移籍を求めている」と伝えており、「MLBの試合に順応できるかどうか確信はない」とはっきりと不安要素をも書き記した。

　そのうえで、「90マイル半ばの速球と同時に第２の武器（フォーク）を持っている。彼はマサヒロ・タナカやユウ・ダルビッシュとは全く違う」と評し、「大きなリスクでもあるが興味をそそられる」と熱視線を注いだ。

　早くも現地メディアから注目を集められている29歳。日本が誇る右腕の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】大谷翔平の“Ｗ規定到達”で蘇るイチローの言葉。天才の「予言」を超えた究極の存在へ＜SLUGGER＞

【関連記事】「今年はジャッジだ」と断言！ 敏腕GMが白熱のMVP争いで大谷翔平を「ほとんど失格」とする理由は？

【関連記事】投げてはエース級、打っては主砲級！ 異次元の活躍を見せる大谷翔平に米記者が訴え「満場一致でMVPであるべき」