MLB

大谷翔平の凄みをエ軍名物OBが指摘!5戦3勝+2HRの“アストロズキラー”ぶりに「ヤンキースだったらMVP」の声

THE DIGEST編集部

2022.10.30

今季も投打で活躍した大谷。対アストロズ戦のスタッツが再脚光を集めている。(C)Getty Images

 現地時間10月28日、ヒューストン・アストロズ、フィラデルフィア・フィリーズによる世界一をかけたワールドシリーズ(WS)が開幕。2022年シーズンの終わりが見えてきた一方、SNS上の一部では、今季二刀流で躍動した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)にも再び注目が集まっている。

 メジャー5年目の大谷は今季に投打で驚異的な成績を残したのは、周知のとおりだ。投手として166イニングで15勝9敗、防御率2.33、219奪三振、打者として打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875をマークし、「シーズン30本塁打&2桁勝利」、「投打ダブル規定到達」と史上初の偉業を次々と達成した。しかし、彼の凄さはそれだけではない。

 現地時間28日、エンジェルスの名物OBとして知られ、地元放送局『Bally Sports West』で解説者を務めるマーク・グビザ氏が、自身のツイッターを更新。「今季のショウヘイ・オオタニがいかに凄まじかったか、日々実感していることだろう!」と記し、二刀流スターが残した今季の"興味深いデータ"を新たに紹介している。

 大谷を象徴するユニコーンの絵文字を打ったうえで、同氏は「アメリカン・リーグを制覇したアストロズを相手に、今季は5回先発して3勝1敗、防御率1.21、29回1/3、45奪三振、被本塁打0だ!」と指摘。歴史的な個人シーズンを送るだけでなく、強豪アストロズに対しても変わらず、投手としてハイパフォーマンスを発揮していたというのだ。
 
 さらに同ツイートでは、「対アストロズに2本塁打を記録している!」と打撃面での貢献ぶりにも言及。この投打の好成績ぶりに米紙『Orange County Register』のスティーブ・フライヤー氏は「もしオオタニが2022年ヤンキースだったら、チームMVPだっただろう」と反応している。

 ア・リーグ最多本塁打となる63発を量産したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とMVPレースを展開するサムライ。仮にヤンキースであればリーグ優勝決定シリーズで別のドラマが生まれていたかもしれない。関係者やファンをワクワクさせる大谷の偉才ぶりには、ただただ驚かされるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「オオタニの向上には及ばない」"ゲレーロ推し"だった米識者が大谷翔平をMVPに! ジャッジを選ばない理由は?

【関連記事】大谷翔平は「一度もチームを批判していない」。米記者が帰国会見での"切り取り報道"に「彼の言いたいことを超えている」と指摘

【関連記事】「今年はジャッジだ」と断言! 敏腕GMが白熱のMVP争いで大谷翔平を「ほとんど失格」とする理由は?
 
NEXT
PAGE
【動画】2HR&8打点の翌日に自己最多13K。大谷翔平の“神ピッチ”を振り返る