日本球界最高右腕に、敏腕代理人から太鼓判が押された。
海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー移籍を目指している福岡ソフトバンクの千賀滉大の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が、千賀のメジャー成功について見解を述べている。
今季の千賀は144イニングを投げ、11勝(リーグ3位)、156奪三振(リーグ2位)、防御率1.94(リーグ2位)。7年連続2桁勝利を挙げ通算87勝(44敗)、通算奪三振1252、通算防御率2.59をマーク。2019年9月6日にはプロ野球史上80人目、育成ドラフト出身では初のノーヒットノーランを達成するなど、ソフトバンクのエースとして投手陣を牽引してきた。
ウルフ氏はダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)、筒香嘉智(トロント・ブルージェイズ)、有原航平(テキサス・レンジャーズ)など多くの日本人をメジャーへ売り込み仕掛けた人物として知られる敏腕代理人だ。同氏は「センガは、あるチームではエース。あるいは2番手、3番手となるだろう。私は彼をトップ3のスターターと見ている」と先発投手としての能力が、メジャーでも指折りと高く評価している。
『The Japan Times』が11日に掲載した記事によると、ウルフ氏はMLBの年次総会で、千賀がメジャーで成功する可能性は高いと述べており、それはピッチング能力だけでなく、彼の経歴や飽くなき向上心、さらに彼の人柄によるものだとコメント。同氏は、千賀をメジャーですぐに成功するトップスターターとして売り出そうとしている。
ウルフ氏は「センガは時速95マイルから100マイルを超えるパワーピッチャーで、最高のスプリットフィンガー・ファストボールである『ゴーストフォーク』を持っている。この球はショウヘイ・オオタニ以外にメジャーでは誰も投げないし、打者には認識できない球だ」と千賀最大の武器である『お化けフォーク』を絶賛している。
さらに、「センガはこれまで一緒に仕事をしてきた日本人選手の中で、どこに行きたいかということに関して、よりオープンな性格の選手だ。まるでヒデキ・マツイを思い出させるような選手だね」と、かつてウルフ氏が獲得に尽力した松井秀喜(現ニューヨーク・ヤンキース特別アドバイザー)氏に似ている部分を具体的に挙げた。
「彼はとても社交的だ。楽しくて、ユーモアのセンスもある。恥ずかしがり屋でもないしね。英語は話せないが、アメリカのクラブハウスにはすぐに溶け込めるだろう。どんな状況でも、センガが不快に思ったことは一度もない」と、ウルフ氏は千賀のメジャーでの活躍に太鼓判を押している。
米球界からその去就に熱視線が注がれる日本屈指の剛腕。はたして来季は、どの球団のユニフォームに袖を通しているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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今季の千賀は144イニングを投げ、11勝(リーグ3位)、156奪三振(リーグ2位)、防御率1.94(リーグ2位)。7年連続2桁勝利を挙げ通算87勝(44敗)、通算奪三振1252、通算防御率2.59をマーク。2019年9月6日にはプロ野球史上80人目、育成ドラフト出身では初のノーヒットノーランを達成するなど、ソフトバンクのエースとして投手陣を牽引してきた。
ウルフ氏はダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)、筒香嘉智(トロント・ブルージェイズ)、有原航平(テキサス・レンジャーズ)など多くの日本人をメジャーへ売り込み仕掛けた人物として知られる敏腕代理人だ。同氏は「センガは、あるチームではエース。あるいは2番手、3番手となるだろう。私は彼をトップ3のスターターと見ている」と先発投手としての能力が、メジャーでも指折りと高く評価している。
『The Japan Times』が11日に掲載した記事によると、ウルフ氏はMLBの年次総会で、千賀がメジャーで成功する可能性は高いと述べており、それはピッチング能力だけでなく、彼の経歴や飽くなき向上心、さらに彼の人柄によるものだとコメント。同氏は、千賀をメジャーですぐに成功するトップスターターとして売り出そうとしている。
ウルフ氏は「センガは時速95マイルから100マイルを超えるパワーピッチャーで、最高のスプリットフィンガー・ファストボールである『ゴーストフォーク』を持っている。この球はショウヘイ・オオタニ以外にメジャーでは誰も投げないし、打者には認識できない球だ」と千賀最大の武器である『お化けフォーク』を絶賛している。
さらに、「センガはこれまで一緒に仕事をしてきた日本人選手の中で、どこに行きたいかということに関して、よりオープンな性格の選手だ。まるでヒデキ・マツイを思い出させるような選手だね」と、かつてウルフ氏が獲得に尽力した松井秀喜(現ニューヨーク・ヤンキース特別アドバイザー)氏に似ている部分を具体的に挙げた。
「彼はとても社交的だ。楽しくて、ユーモアのセンスもある。恥ずかしがり屋でもないしね。英語は話せないが、アメリカのクラブハウスにはすぐに溶け込めるだろう。どんな状況でも、センガが不快に思ったことは一度もない」と、ウルフ氏は千賀のメジャーでの活躍に太鼓判を押している。
米球界からその去就に熱視線が注がれる日本屈指の剛腕。はたして来季は、どの球団のユニフォームに袖を通しているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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