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MLB

2024年に大谷翔平が所属する可能性のあるチームはどこ? 米記者が挙げる3つの球団とは――

THE DIGEST編集部

2022.12.23

来オフにFAを迎える大谷だが、果たしてその去就の行方はいかに――。(C) Getty Images

来オフにFAを迎える大谷だが、果たしてその去就の行方はいかに――。(C) Getty Images

 来年の戦略を考え、補強に余念がないストーブリーグ真っ只中のメジャーリーグ。ロサンゼルス・エンジェルスも今までになく、積極的な補強を進め、ロサンゼルス・ドジャースで今季15勝を挙げた左腕、タイラー・アンダーソンやミネソタ・ツインズから巧打・好守を誇る内野手のジオ・ウルシェラを獲得、9年ぶりのプレーオフ進出を目指す。

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 2022年のエンジェルスはアメリカン・リーグ西地区の3位。5月まで地区首位を走り、念願のプレーオフ進出に手が届きそうだったが、その後、失速し、最大14連敗を喫し、ジョー・マッドン監督の突然の解任などもあった。

 2023年は巻き返しを図るべく本格的にチーム再建に乗り出さなければ、来オフにFAを迎える大谷翔平の去就にも大きく関わってくると言われている。大谷は3000万ドル(約44億円)で来季の単年契約にサインしたが、長期延長にはサインしておらず、シーズン終了後はフリーエージェントとなる。グラウンド内外で勝利への意欲を露わにしてきている大谷。エンジェルスは来季も今年のような失態を繰り返せば、二刀流スーパースターを失う可能性が高くなる。

 そんな中、米メディア、『The Athletic』のサム・ブラム記者は、読者から寄せられた数々の来季のエンジェルスへの質問の中で、「エンジェルスがショウヘイ・オオタニと大規模な延長契約を結ぶことができると思いますか?」という質問に対して、憶測に過ぎないとしながらも可能性はあると答えている。そして、「2024年にオオタニが所属する可能性のあるチームを3つ挙げるとすれば、ニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・ドジャース、エンジェルスになる」と言及している。

 同記者はメッツ入団の可能性としては、スティーブ・コーエンオーナーが彼に10億ドル近いオファーを出し、他のオファーを水面から吹き飛ばしてくれる場合を挙げている。

 一方ドジャースは、大谷が勝利を望み、西海岸に留まり、アナハイムから出たいと望む場合である。

 そして、エンジェルスは2023年にチームが成功し、新オーナーが契約延長に巨額の資金を投じることができる場合になると述べている。エンジェルスは12年総額4億2650万ドル(約469億円)のマイク・トラウトと7年総額2億4500万ドル(約270億円)のアンソニー・レンドーンと長期大型契約を結んでいる。したがって、新オーナーは、贅沢税を超えても構わないと思っている必要があるという。

 2023年のエンジェルス、そして大谷の気になる行方について、今後も注目していきたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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