心強い後押しとともに、再び世界一に挑む。
今月8日、シカゴ・カブスの鈴木誠也が来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場への意思を表明した。これにより、広島在籍時である2017年に行なわれた第4回大会に続き、2度目の出場が有力となった。
大会参加は多くのファンも望んでいるものの、言うまでもなく選手にとってシーズン前の「真剣勝負」の場はリスクが伴う。メジャー2シーズン目に向かう鈴木にとっても同様であり、コンディションへの影響も懸念される。
だが、誰よりも大きな不安を抱いても不思議ではないはずの球団関係者は、鈴木の大舞台への出場を極めて前向きに捉えているようだ。
MLB公式サイトではカブスのジェド・ホイヤー球団社長やデビッド・ロス監督の声を紹介しており、その言葉の数々には鈴木への大きな信頼と期待が込められている。
トピックの中ではジェド・ホイヤー球団社長が鈴木について「私が望むのは、選手、チーム、両方にとってベストな結果となることだ。彼には国を代表する選手になってほしいし、スプリングトレーニングを順調にこなしてシーズンへの準備を進めてほしい。うまくいけば、両方達成できるかもしれない」と語ったとしている。
また記事では続けて、カブスのデビッド・ロス監督の意向も記しているものの「スズキのクラシック参加について聞かれたロス監督はあまり気にした様子は見せなかった」と指摘。
その上で鈴木へのエールとともに、ロス監督自身が抱く代表選手への憧れも伝えている。
「私もチームUSAのためにプレーしたかった。どれだけクールなことなのだろう。世界最高の大会に出場し、自分の国のために高いレベルで戦うことができるんだ。私は誰からもそれを奪おうとは思わないし、常にその経験を後押ししていきたい。自分の心がそう望むのならプレーすべきだ」
さらに「彼は我々の先発の右翼手だ。スプリングトレーニングがうまくいかなくても、スタートがうまくいかなくても、とにかく彼はスタメンに入る。あるいは、すでに素晴らしい投手陣と対峙しているからこそ、最高の出足を見せるかもしれない。それは誰にも分からない」と語った指揮官の言葉も掲載している。
過去に例を見ないほど、各国スター選手が集う来春のWBC。MLBキャリア2シーズン目を迎えるサムライも攻守で存在感を発揮し、日本代表を力強く牽引する。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】鈴木誠也が逆方向へ放った第4号特大ホームランをチェック!
【関連記事】菊池雄星が“指舐め”で「違反投球行為」の判定!現地記者からは「絶対に知っていなければいけない」と手厳しい指摘も
【関連記事】「ホームのファンがブーイング!」大谷翔平の完全試合“阻止”に、バントを試みたアストロズ選手がまさかの手痛い洗礼
今月8日、シカゴ・カブスの鈴木誠也が来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場への意思を表明した。これにより、広島在籍時である2017年に行なわれた第4回大会に続き、2度目の出場が有力となった。
大会参加は多くのファンも望んでいるものの、言うまでもなく選手にとってシーズン前の「真剣勝負」の場はリスクが伴う。メジャー2シーズン目に向かう鈴木にとっても同様であり、コンディションへの影響も懸念される。
だが、誰よりも大きな不安を抱いても不思議ではないはずの球団関係者は、鈴木の大舞台への出場を極めて前向きに捉えているようだ。
MLB公式サイトではカブスのジェド・ホイヤー球団社長やデビッド・ロス監督の声を紹介しており、その言葉の数々には鈴木への大きな信頼と期待が込められている。
トピックの中ではジェド・ホイヤー球団社長が鈴木について「私が望むのは、選手、チーム、両方にとってベストな結果となることだ。彼には国を代表する選手になってほしいし、スプリングトレーニングを順調にこなしてシーズンへの準備を進めてほしい。うまくいけば、両方達成できるかもしれない」と語ったとしている。
また記事では続けて、カブスのデビッド・ロス監督の意向も記しているものの「スズキのクラシック参加について聞かれたロス監督はあまり気にした様子は見せなかった」と指摘。
その上で鈴木へのエールとともに、ロス監督自身が抱く代表選手への憧れも伝えている。
「私もチームUSAのためにプレーしたかった。どれだけクールなことなのだろう。世界最高の大会に出場し、自分の国のために高いレベルで戦うことができるんだ。私は誰からもそれを奪おうとは思わないし、常にその経験を後押ししていきたい。自分の心がそう望むのならプレーすべきだ」
さらに「彼は我々の先発の右翼手だ。スプリングトレーニングがうまくいかなくても、スタートがうまくいかなくても、とにかく彼はスタメンに入る。あるいは、すでに素晴らしい投手陣と対峙しているからこそ、最高の出足を見せるかもしれない。それは誰にも分からない」と語った指揮官の言葉も掲載している。
過去に例を見ないほど、各国スター選手が集う来春のWBC。MLBキャリア2シーズン目を迎えるサムライも攻守で存在感を発揮し、日本代表を力強く牽引する。
構成●THE DIGEST編集部
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