専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「スズキはすべてを成し遂げた」シーズン完走の鈴木誠也を地元放送局が称賛! 来季もポジション確保と期待「疑問の余地はない」

THE DIGEST編集部

2022.10.26

メジャー1年目を終えた鈴木に対して、評価する声は多い。来季の躍動に期待したい。(C) Getty Images

メジャー1年目を終えた鈴木に対して、評価する声は多い。来季の躍動に期待したい。(C) Getty Images

 メジャー2シーズン目への期待も高いままだ。

 シカゴ・カブスの鈴木誠也は今季、シーズン開幕戦からスタメンで出場し、デビュー4試合で12打数5安打、3本塁打8打点を記録するなど、センセーショナルなスタートがMLBでも大きな話題となった。

【動画】豪華にレフトスタンドへ叩き込んだ鈴木誠也の14号アーチをチェック!
 その後は、打撃不振やストライクコースの見極めにも苦しみ、さらに負傷により1か月以上に渡る戦線離脱も経験している。最終成績は、111試合に出場し.262、14本塁打、46打点という数字に終わったものの、シーズン前にはロックアウトにより米球団との交渉が困難となり、カブス入りが発表となったタイミングが開幕まで1か月を切った3月18日だったことを踏まえると、ルーキーとしてシーズンを完走できたことは大いに称えられるべきだろう。

 そして、カブスの地元シカゴで球団の情報を扱う放送局『Marquee Sports Network』でも、鈴木の1年目を振り返りながら、すでに来季の活躍への太鼓判を押している。

 同メディアは公式サイト上で「新しい文化、新しいリーグに適応しながら、スズキはそのすべてを成し遂げた。MLBでの最初の10試合で.429、4本塁打、11打点を記録し、リーグに嵐を巻き起こした」と、新天地での開幕直後の活躍を評しており、さらに「5月下旬に親指を痛め、6月はリハビリに専念したが、その後、ミルウォーキーでジョシュ・ヘイダーからランニングホーマーを放つなど、復帰後2試合で2本塁打を放ち、見事に復活した」と今シーズンの一連の出来事を記した。

 さらにカブスのジェド・ホイヤーGMによる「怪我や環境の変化も考慮すると、彼は本当に、本当に良い仕事をしたと思う。今季の成績は堅実なものになったし、彼がメジャーでの投球に慣れ、さらに適応していくことで今後も本当に成長の余地があると思う」という、鈴木への期待を寄せるコメントも紹介している。

 また同メディアは他にも、チーム戦力の問題点などを指摘しながらも、背番号27に対しては以下の様に今後への見込みを綴っている。

「右翼のポジションはスズキのものだ。この重要なオフシーズンに向けて、カブスの他のポジションにはまだ多くの疑問符がつくが、右翼については疑問の余地はない。スズキがこのポジションで成長を続けていることは十分に心強い」

 残した数字以上に高い評価を得てシーズンを締め括った鈴木。2023年シーズンは攻守でさらにファンを沸かせるプレーが観られることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「期待に見事応えている」鈴木誠也のMLB初年度の内容に専属記者は及第点!浮き沈みの激しい1年も「道を切り開こうとしている」と指揮官も理解

【関連記事】「本当に素晴らしいスイング」鈴木誠也の“6戦3発”を指揮官が称賛!今季の活躍ぶりに「私たちが期待していた通り」とご満悦

【関連記事】打撃絶好調!勢いが止まらない鈴木誠也を地元メディアが称賛!「9月は灼熱の4月よりも、良い状態になりつつある」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号