新しい一年を迎え、少しずつ近づいてくるメジャーリーグの新シーズン。現地からは、今季よりニューヨーク・メッツを新天地とする千賀滉大の前評判の高さが伝えられている。
ニューヨークを拠点とする『Rising Apple』は現地時間1月3日、「2023年メッツの新人王候補」と銘打った記事を配信しており、新たに加わった29歳の日本人ルーキーが最有力だと見込んでいる。
【動画】米メディアも熱視線!千賀滉大の圧巻ピッチングをチェック その中で「メッツには、この賞を受賞する可能性のある候補者が何人かいることは間違いない。フランシスコ・アルバレスとブレット・ベイティには、ファンも大きな期待を寄せている」と二人のルーキーの名前を記しながら「しかし、新人賞の最有力候補は彼らではない。インターナショナル・フリーエージェント(FA)で加入したコウダイ・センガだ」と主張。
また同メディアはMLBの新人の資格について「不完全ながら明確」と言及しながら「センガはこれまでメジャーでプレーしたことがない。日本でのプレー歴が豊富であるにもかかわらず、その資格を持っている」と独特の言い回しで指摘。さらに日本人投手について「1995年にヒデオ・ノモが初めて受賞し、最も近いのは、2018年のショウヘイ・オオタニだ。彼はロサンゼルス・エンジェルスのルーキーとして、すでにメジャーリーグを経験した地球上で最高の野球選手だったかもしれないのに、北米出身ではないだけで新人扱いとなった」と振り返っている。
加えて「投手として栄誉を勝ち取ることは簡単ではない。ナショナル・リーグで最後の先発投手を探すには、ジェイコブ・デグロムが受賞した2014年まで遡る必要がある。それ以前には、2003年のドントレル・ウィリスがいる」とリーグ内での過去のスターターの受賞者やその傾向も記している。
その上で「マイナーから他のルーキーも上がってくる他、日本で最高レベルのキャリアを積んだということで多少は偏った見方をされるだろう。だがメッツのロスターの中ではセンガが最も期待も高く、最有力受賞候補であることは間違いない」と見通している。
日本で築いてきた実績に違わぬ評価は、気が早い話ではあるもののファンにとって楽しみが膨らむばかりだ。開幕時にはさらに一つ年齢を重ねている千賀が、待望のメジャーのマウンドに登り、ルーキーとして眩い輝きを放つ姿を楽しみに待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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加えて「投手として栄誉を勝ち取ることは簡単ではない。ナショナル・リーグで最後の先発投手を探すには、ジェイコブ・デグロムが受賞した2014年まで遡る必要がある。それ以前には、2003年のドントレル・ウィリスがいる」とリーグ内での過去のスターターの受賞者やその傾向も記している。
その上で「マイナーから他のルーキーも上がってくる他、日本で最高レベルのキャリアを積んだということで多少は偏った見方をされるだろう。だがメッツのロスターの中ではセンガが最も期待も高く、最有力受賞候補であることは間違いない」と見通している。
日本で築いてきた実績に違わぬ評価は、気が早い話ではあるもののファンにとって楽しみが膨らむばかりだ。開幕時にはさらに一つ年齢を重ねている千賀が、待望のメジャーのマウンドに登り、ルーキーとして眩い輝きを放つ姿を楽しみに待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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