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WBCでの対決を熱望! メジャーで2三振で“シャットアウト”された韓国代表主砲は大谷翔平を「優れたプレーヤー」と激賞

THE DIGEST編集部

2023.01.09

昨年5月に直接対決した大谷(左)とチェ・ジマン(右)。その時は大谷が3打席全て抑えた。(C)Getty Images

 今年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、各国代表がメンバーを発表し始めており、徐々にムードは高まっている。

 そうしたなかで日本が1次ラウンドであたる韓国では、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)と主砲チェ・ジマンの対戦に注目と期待が寄せられているようだ。

 韓国代表は1月4日に正式メンバーを発表済みだ。MLBで活躍するチェ・ジマン(ピッツバーグ・パイレーツ)をはじめ、キム・ハソン(サンディエゴ・パドレス)、そして韓国人の母を持つ名手トミー・エドマン(セントルイス・カーディナルス)という3人を中心に強力な陣容を招集している。

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 8日、仁川国際空港から米国に向けて出発する際、チェ・ジマンは報道陣の質問に対応。メジャー通算50本塁打を記録する彼は、「太極旗(韓国の国旗)を身につけたい。本当にWBCでプレーしたい。だから球団にアピールしてきます」と意欲を見せたと韓国メディア『OSEN』は伝える。
 
 もっとも、チェ・ジマンの場合、球団の承諾が得られれば、晴れて韓国代表が確定する。ゆえにいまだ不透明な状況に変わりはないが、『OSEN』はMLBで躍動する大谷との対戦を願っている。

 昨年5月、初めて直接対決をした際は、チェ・ジマンが3打数無安打2三振に倒れ、日本の至宝に軍配が上がってた。そんな大谷の印象について問われた韓国のスラッガーは、「優れた選手だ。球が凄く速いので、まずはボールに慣れて対応する。それが最大の目標だ」と語った。

 世界一を競う夢の舞台で、ふたりの再戦は実現されるだろうか。注目の日韓戦は3月10日だ。

構成●THE DIGEST編集部

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